(25)木村拓哉さんの演技が職業選択に与える影響

こんにちは、検索迷子です。


今日は、「剛 しっかりしなさい!」のブログ運営者である、凪(なぎ)さんのコラボブログ【SMAPとココカラ】(24) Yes we areを受けて、木村拓哉さんの話題で、コラボブログ第25回を書こうと思う。


今日はオリエンタルラジオ中田敦彦さんが語った、木村拓哉さんの話だ。
過去に、語学学習本で紹介された草なぎ剛さんの韓国語での人格太田光代さんの書籍での草なぎ剛さん出演映画へのさりげない評価を書いたが、それと同じく、SMAPファンのかたがあまり知らないかもしれない、SMAPを紹介した話題シリーズの一つでもある。


私は昨年9月から、たまたまSMAPを話題に書いたところ、多数のSMAPファンのかたに当ブログを読んでいただき、一日数万という閲覧数の日も少なからずある。それに後押しされるように、最近の記事の9割がSMAPの話題を書いていて、なぜオリエンタルラジオの話題と思われてしまうかもしれないので、少し補足しておく。


オリエンタルラジオはデビュー当時から関心を持っていて、特に昨年末から今年にかけての活躍で、もっと深く知りたい存在になっている。ちょうど年初からSMAPの露出が減っていたこともあり、5人の関係性に思いを馳せながら、オリラジの2人の関係性、同級生だった2人が相方になっていく距離感に興味を持っていった。また、何よりも中田さんのプレゼンの熱量と、理路整然とした話術や文章力にはぐっと引き込まれるものがある。


脱線するが、実は少し前にオリラジのラジオ番組を聴いていて、勢いで人生初のラジオ投稿をしたところ、投稿した直後すぐに、そのメールが読まれるという驚きの経験もしたくらい、妙に気になる存在で、いつかブログに書きたいと思っている。オリラジの話はまたいつか機会をあらためて書いてみようと思う。


では、オリラジの映像を観ていた際に見つけた、木村さんの話を紹介する。

木村拓哉さんが演じることで、憧れさせてくれる職業がある


オリラジの藤森さんが木村拓哉さんのファンで、高校時代に『Beautiful Life』の影響を受けてファッションを真似したり、美容師を目指そうと思っていたというエピソードはこれまで何回か観たことがあった。


今回、ファンを公言する藤森さんではなく、中田さんがさらりと言った言葉が、へぇ、木村さんをそう見ていたのかと新鮮な思いがした部分をご紹介したい。


中田さんが、『べしゃり暮らし』という森田まさのりさんのコミックをプレゼンした、2011年2月28日の動画のなかでの言葉だ。このコミックは、芸人が主人公であり、芸人の世界を描いた作品だ。森田さんは、オリラジの吉本の養成所であるNSCの同期生として在学しつつ、綿密な取材でこの作品を描き上げたという。


プレゼンのなかで中田さんは、漫才師を主人公にした映画とかドラマは、漫才の面白さを紙面で伝えることが難しく、実際にはなかなかなくて、誰か書いてくれないだろうかと思っていたという。だから、森田さんがそれを描いた手腕を称える話をしていた。そして、唐突に木村さんの名前が出てきた。

(中田さん)まー、あのー、たとえば木村拓哉さんってね、すごくいろんな職業をやられてますけど、芸人、をやったことはないじゃないですか。
(藤森さん)ない(激しく同意の口調)。
(中田さん)いやー、やっぱりねー、やっぱりね、あのー、ドラマをやることで、その世界のかっこよさとか伝わりますよね。あのー、『GOOD LUCK!!』っていうパイロットのドラマを観て、「パイロットの世界ってこうなんだ、俺もやろう」とか、憧れさせてくれるドラマがあるから、その職業を目指すってあるじゃないですか。

と話し、芸人に憧れさせてくれる作品は出てこないのかと思っていたところ、『べしゃり暮らし』に出会ったという話をしていた。


これは無料動画があるので、そのまま視聴していただいてもいいが、プレゼン芸人と呼ばれる中田さんの熱量には好き嫌いが分かれると思うので、木村さんの話題に触れる手前の、16分20秒あたりからピンポイントで視聴されてもいいかもしれない。もちろん、コミックの紹介としてもとても面白いプレゼンだ。
GYAO! > よりぬき!よしもとオンライン > 「べしゃり暮らし」中田敦彦のオススメの一冊


オリラジのお二人は現在33歳で、思春期にSMAPが普通に活躍し、10歳くらい年上のお兄さんとしてその姿を見て、普通にSMAPを同性のかっこいい存在だと思って育ち、そして大人になってきたんだなと思うような、自然な感想を話していた会話だった。そして、木村さん=お仕事ドラマって、誰もが納得するような、これほど定着したイメージなんだなと再確認もした。


また、中田さんは下調べとかをしっかり行ってプレゼンをする印象があるので、このプレゼンに当たっても木村さんの事例も念頭において、当然、芸人役をやっていないことも確認して、誰もが納得する、お仕事ドラマの演じ手として、コメントしたようにも見えたが、もしかしたらアドリブでとっさに出てきたのが木村さんだったのかもしれない。いずれにしても、木村さんの活躍を見てきている世代なんだなと妙に好感が持てた。


藤森さんは、芸人役をやっていないことに同意するため、一言、「ない」としか発言していないが、その声音が暗に「自分は木村さんのドラマをずっと観てきているファンだから、ないと断言できる」という感じにも聞こえて、とても面白かった。


また、このオリラジの動画とは別に、木村さんが過去に一般のかたと、木村さんドラマに影響を受けて現在の職業に就いたと目の前で聞いたことで感極まっているシーンも観たことがある。


さらに、木村さんご自身がお仕事ドラマで役を演じるうえで、視聴者にいい影響を与えることを意識しているような発言もされているのも聴いたことがある。


木村さんが演じてこられた役には、難関資格も多くあり、多くの人が憧れても実現可能とはいいがたいものもある。それでも、木村さんに影響を受けて、その世界を目指そうととする人がいるなんて本当に凄いことだと思う。もはや、タレントとして役を演じるという枠を超えて、自分の人生展望や希望を重ね合わせて、ドラマにのめり込み、人生が動き始める人がいるなんて、ものすごい影響力があるかただとあらためて思う。


木村さんはじめ、SMAPがドラマで役を演じるって、そのくらい大きな影響力をもち、憧れにとどまらず自分のロールモデルのように、ちょっと先を歩く先輩として観ているかたも少なからずいて、本当に時代を作ってきたかたんなんだなとその凄さが、オリラジが普通のこととして会話をしてたことでわかった気もした。


わずか30秒ほどの動画のなかでの話題ではあるが、SMAPが世に放つものは、真剣に演じるその思いやメッセージがまるごと受け止められて、人生を変えちゃう人が一定数いるくらい偉大だし、SMAPそのものが強力なメッセンジャーなのだなと実感させられた。

行動に触発されて

話は少しそれるが、先日32センチ以上髪を切り、障害をもったお子さんのウィッグ用に髪を寄付した。
それは職業選択というのとは違うが、SMAPの被災地支援を観て、(23)SMAPの背中を支える、心の鏡の磨きかたというブログを書きながら、自分も何か身を挺して誰かのお役に立てることはないかと考えた。それで、水野美紀さんや柴崎コウさんが髪を寄付した話題を思い出し、同じことをやってみようと思い立った。


このブログで、この発言や行動が素晴らしいと書き綴るだけでなく、自分もこうして、素晴らしき行動や思想に影響されて、行動できる人間でありたいと思ったので、ずいぶんと気持ちが晴れやかにやった。


感動した、というところで終わるだけでなく、感動を受け取ったあと、自分がどう生きるのかまでいってこそ、本当にSMAPの素晴らしさを受け止めた証となるような気がしていたから、今回、微力ながら誰かのお役に立てたのかなと思う出来事のひとつだった。


SMAPの行動力は、こうして誰かの心を確実に揺らす。テレビに出続けるお仕事は大変だろうが、そのメッセージは、誰かの人生を確実に動かしている。


最後にまったくおまけの話題だが、
オリエンタルラジオのMVがとても豪華で、『華麗なる逆襲』のMVの世界観に近いと、ごく一部で話題になっているため、ご興味があればぜひご覧ください。
【公式MV】PERFECT HUMAN - RADIOFISH【オリラジ】


では、また。

コラボブログの主旨

ブログ主旨については、下記にリンク先を掲載している。
【コラボブログ:SMAPとココカラ】(2)SMAPとファンは、もはや一つの組織の最下段、【コラボブログ:SMAPとココカラ】(4)木村拓哉さんの自己犠牲の精神の序盤で紹介している。