(35)SMAPの楽曲の歌詞で、自らを癒す

こんにちは、検索迷子です。


先日、SMAP5人は息で嘘をつけないー解散に言及したラジオ番組を聴きを書いたところ、驚くほど多くのかたに読んでいただけた。
本当にありがとうございます。



主観で何かを書くことは、時に怖いことではあるが、今この思いを記録したいという衝動に後押しされて、書かずにはいられないときがある。あの日がそうだった。


いまもなお、あ、これはと思うときはあるが、書くには情報が足りず、なんとなく時間ばかりが過ぎる。


加熱する報道に対して、ひとつずつ反応することが必ずしも、心の健やかさをキープできることではない。だから、そこは気持ちを強くして、不要な情報を情報と勘違いして取り込まないようにしている。


情報はやみくもに集めることが大事なのではなく、不要な情報を排除する勇気もまた、大事なのだと今は思う。なので、集客目的の情報サイトに、気持ちが健やかになる情報はないと割り切り、もはやクリックすることもなくなった。

SMAPの楽曲の歌詞を、穏やかな気持ちで追いかけてみる

というなか、たまたまSMAPの歌詞をじっくりと見て、どんな気持ちになるか、人と一緒に話し合う時間があった。


自分がときどき頼まれて行っている、ビジネス書や一般書の読み方や、感想のアウトプットの仕方のレクチャーの時間でのことだ。毎回、ビジネス書ばかりだと、がりがりに仕事の話題となってテーマも重くなり、息が詰まると思ったため、たまには柔らかいエンタメの話題でと、好きな歌詞をいくつか持ってきていただいた。


すると、そのかたは偶然にも、SMAPの『ありがとう』『世界に一つだけの花』『オリジナルスマイル』、そして、中島みゆきさんの『糸』の歌詞を持ってこられた。


私がこのブログを書いていることはご存知のかただったが、事前のリサーチでは違うアーティストのファンのかただったのでとても驚いた。


なぜSMAPばかり選ばれたのかと聞いたところ、私のブログとは関係なく、毎日、SMAPの報道を見ていると気になって、というお話をされていた。また、お知り合いに連れられてライブに行ったご経験もあり、SMAPがトロッコに乗って歌う『オリジナルスマイル』を何度も観て、この曲が一番好きというお話をされていた。


そして、『糸』についても、SMAPがらみで選んだのではなく、単純に楽曲として好きだということだった。それで、私が過去、SMAPが『糸』で織りなした声を書いた話をされていたら、その偶然にとても驚いていた。


文章を読んで、感想を表現するというレクチャーの時間は、お金をいただいているため、相手のかたが主役の時間で、自分のブログの紹介は最低限に留めたが、自分がブログを書いていたことが、そのかたの感想を聞くうえでとても役に立った。


自分のブログのことはさておき、SMAPの3曲と『糸』歌詞カードを見ながら、そのかたに好きな箇所に線を引いていただいて、どこがどう好きで、何を感じたかというのを語っていく時間が、本当に心が穏やかになるような時間だった。


SMAPのファンではないかたが、SMAPの楽曲からもらった言葉のパワーとか、気づきを話す姿に、自分のほうがSMAPの楽曲の解釈のしかたや、SMAPのパフォーマンスが社会的に与える影響力の大きさを実感させてもらい、教えるはずの私が教わっているような時間だった。


SMAPの楽曲の良さは、いろんなところで語られていると思うが、こうしてあらためて歌詞だけを見て、言葉をなぞっていくと、一人ひとりの心に訴える箇所が違ったり、言葉の解釈がいろいろあったりして、発見の多い時間となった。


それでふと思った。
いま、心が穏やかになれるような、SMAPにまつわる言葉が減っている時期だからこそなお、SMAPの歌詞で、自分が癒される言葉、あきらめずにがんばろうと思える言葉を、なぞっていき、もう一度、自分にエネルギーを溜めていこうと。


きっと、SNSを利用していない、潜在的SMAPファンは多数いて、一人でそっとSMAPにパワーをもらっていたり、あるいは今一人で心を痛めていたりしているかたもいるだろう。


つらいときこそ、SMAPの楽曲を見返して、自分の心の平静さを取り戻し、少しでも穏やかな時間を過ごしたいと私自身も思った。そして、メディアに心を痛めているかたも一度、メディアから少し離れて、自分はSMAPの歌詞から何を受け取っているんだろうかと振り返る、そういう時間をとってみるのも悪くないのではないかと思った。


少なくとも、私はそのかたとお話しした一時間で、SMAPの歌詞を見返して、ああ、こんなメッセージもあったのかとはっとすることが多かった。


美しい言葉に触れて、美しい心を取り戻す。
そういう時間が、SMAPの歌詞にはある。
ときには、脳内映像再生のみで、歌詞のみをぜひ堪能してみていただきたい。


ノイズのような言葉に疲れた心は、
美しい言葉で上書きをするしかない。


なお、そのかたはCD購買に伴う、「花活」をご存知なかったため、Twitterでのタグ付けなどを説明させていただいた。お花好きな方だったので、お花の画像をアップする、この活動なら目も楽しく、参加できそうと喜んでいただけた。小さい啓蒙活動ながらも、ファンのかたの活動をお伝えすることができて良かった。


では、また。

コラボブログについて

今日は、「剛 しっかりしなさい!」のブログ運営者である、凪(なぎ)さんのコラボブログ 【SMAPとココカラ】(34) あなたのためにできること を受けて、コラボブログ第35回として書いた。


主旨について
ブログ主旨については、下記にリンク先を掲載している。
【コラボブログ:SMAPとココカラ】(2)SMAPとファンは、もはや一つの組織の最下段、【コラボブログ:SMAPとココカラ】(4)木村拓哉さんの自己犠牲の精神の序盤で紹介している。