Polcaでご支援をいただいたみなさま、気にかけてくださったみなさまへ

こんにちは、検索迷子です。


今日は、Polcaでご支援をいただいたみなさまや、気にかけてくださったみなさまに、お詫びを申し上げ、現状をお伝えさせていただきます。


長く経過報告ができず、本当に申し訳ありませんでした。


ご支援に対して成果物をお見せできていないこと、ご連絡をいただいたかたにお返事ができていないこと、期待していただいたことに対して、何もお応えできていないのは私の非によるもので、それに対するご意見は真摯に受け止めて行きます。


過ぎてしまった時間に対して言い訳はできませんが、現状のご説明をさせていただきます。


結論から先に書くと、Polcaでいただいたご支援による出版は、諸般の問題を抱え、現在は白紙となっています。
ただそれは、中止ということではありません。


現在にいたるまで解決すべき問題が山積し、今日これを書ける状態になるまで、どうしても時間が必要でした。


でも、無言をつらぬく私を粘り強く励ましてくださり、私の書く文章を待っていてくださるかたに支えられて、もう一度、出版化の実現に向けて、立ち上がろうと思いました。


今日を再スタートの日のしたいと思い、そのため、やっと重い腰を上げて、今、これを書いています。


それがざっとした流れですが、以下に、もう少し具体的に書きます。


―――
ここまで時間がかかったことには、理由がありました。
その経緯をご説明します。


あらかじめお断りさせていただきますが、
今日書ける内容には制限があるため、今後、継続して補足させていただきます。


今、お伝えできるギリギリの内容で、でも、可能な限り、自らの恥をさらす覚悟で、正直に書きます。


停滞した最大の理由は、出版化にあたっての契約や版権の問題にありました。


この出版化の契約は、これまで4回頓挫しています。
そのうち2回は支援募集前で、後2回は支援金を元手にしたものでした。


自分から営業をかけたケースも、相手方から打診をいただいたケースも両方あります。


現時点では、仲介者との協議の兼ね合いで、これ以上は書けませんが、後半2回は、支援金を含めた自己負担、着手金の損失を伴うものになりました。


また、版権の扱いについても、自分の文章でありながら、自分がコントロールできない状況下に陥りました。そのため、この話題に触れることができずにいました。


上記の金銭的なものと、版権の問題を交渉することに多くの時間を使い、決裂して、


そして、手元には何も残せませんでした。


それが、今、です。


支援を募る前にも、規模は違えど、交渉が決裂する手痛い経験をしたこともあり、だから、Polcaは再起を賭けた挑戦でした。


でも、そこでも越えられない壁があり、それどころか、さらに大きなダメージを受けました。


本来、金銭的損失を伴った段階でご報告を書くべきでしたが、4回の出版化が実現しない経験を通して、もう、これはあきらめようと思いました。


自分が書くこのテーマでの文章は、出版関係者に対して何も訴求力がないのではないかと疑い始め、自分の実力を責め、そして、自信を失くしていきました。


―――
お気づきのかたはいるかもしれませんが、私はほぼ一年以上、長文を書いていません。


一年以上前からずっと、契約が成立しない非力な自分を責める、負の連鎖が起きていました。


SNS上での活動も、情報収集をしているテーマを備忘録代わりにポストするだけで、ほぼ、自分の感情を文字にすることがなくなりました。


書くこと自体が怖くなりました。


一見、別のテーマだけに注力していると思われたとしても仕方ありませんが、ほとんどが主観のない、長期的な記録が必要な事実や、他のかたが収集していない情報を、ただネット上に置いておくだけの文章しか、最近ずっと書いていません。


SNS関係をすべてやめることも考えました。
自分の言葉で表現できることはない、自分が語るでもないと、ちょっとした感想すらかけずにいました。



そうしたなか、自分の体調にも異変が起こり、不調が続き、命の期限というものを考えさせられる状況になりました。


不調になって始めて、自分が生きているうちにやり遂げたいことは何かと再び向き合うようになりました。


人生の棚卸しを始める過程のなかで、自らが書きたいテーマとして出会って、出版を渇望するほどに書きたかった思いを、きちんと成就させたいと思うようになりました。


また、こんなに何も語らない状況が長く続くなかでも、今日初めて私の文章を読み、感想を寄せてくださるかたが途切れず、お返事ができるコンディションにはまるでなかったものの、生きる意味ってこういうことなのだろうかと思うようになりました。



それで、あらためて、Polcaでご支援くださったかた、気にかけてくださったかたが、あのときどんなものを私に望んでくださっていたか、そのありがたみを思い返しました。


いまさら気づくのは遅いのですが、私の書いた文章は、他のかたの人生の一部、心のどこか一部に入り込むほど、何かを残す瞬間があって、だからご支援いただけたことにもう一度、しっかり向き合おうとやっと思えるまで、精神的には快復してきました。


まだ全力疾走できるほど、ベストコンディションではありません。


そして、何も実現させていない今このときに書くのは、虚しく響くかもしれませんが、


本にするまでは、あきらめない。


と、決意を新たにしました。


だから、もう一度、仕切り直していきます。


まだ今日の今日なので、具体的な提示はできませんし、損失を伴ったことによって、今後はもう少しコンパクトになると思いますが、


形に残すということに、こだわっていきます。



抽象的で説明にもなっていない文章ですが、こんな私の書くものを、ただただ信じて、待ってくれる人がいるということに、何かを返していきたいと思います。



今、お伝えできるのは、これだけです。


―――
何百ページ分もの下書きを、この9か月くらいで書いてきました。
でも、更新ボタンが押せないまま、自分一人でこの思いに圧死しそうなくらい悩んできました。


だけどもう、大丈夫です。
本にするまではあきらめずに続ける、とシンプルな答えがわかったからです。


どなたに感謝を伝えたらいいのかわからないくらい、多くのかたに気にかけていただきました。


本当にありがとうございます。


逃げ出しそうな自分を、一回ちゃんとつかまえて、と、


一度立ち止まって、まずは自分を自分でしっかりつかまえることからしか、未来を描けないことを教えてくださったかたがいます。


その言葉をお守りのように、ぎゅっと抱きしめて、やっと、ここまで来ました。


自分の無力さ、実力、今回の事態を引き起こすようなふがいなさを含めて、それをひっくるめて自分なのだと、自分を抱きとめて生きて行くしかないと、腹をくくりました。


人からどう見られるかという見栄よりも、何よりも、自分が自分を信じていないことに、もうこれ以上は苦しみたくないと思いました。


そんな、私の自己憐憫的な話より、具体的なスケジュールをとお思いのかたもいらっしゃると、もちろん承知していますが、


今日は、恥をさらす覚悟で、ここに来ました。


今できる最大限のことは、ここまでです。


この先は、もう少しお待ちください。


また、SNS関係を現在、投稿したら即ログアウトし、ほとんど利用していないため、リプライも、DMもタイムラインも長らく見ていません。


連絡が必要なかたには近く、中身を確認したうえで追ってご連絡しますが、この件についてのお返事は、今はまだ出来かねます。


個別のお返事はできませんが、まとまった文章は続けていきますので、そちらをお待ちください。



―――
あらためて、もう一度書きます。


長いことお待たせしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。


失った信頼は取り戻せないと思いますが、一つひとつ、また文章を積み重ねて、自分ができることを着実に続けます。


ここまで読んでくださったかた、


この長文を(平常運転ですが)最後まで読もうと思うほど、私という人間の書くものに関心を持ってくださり、ありがとうございます。


そのお気持ちに、ご期待に応えられるほど、バージョンアップしていけるよう精進します。


待っていてくださり、ありがとうございます。
待っていて良かったと思えるものを、書こうと思います。


人の一生を通して、深く深く取り組めるテーマはそれほど多くないと思いますが、
私は自分が自ら見つけたテーマ、書きたいと思った人に、責任を持っていきます。


それが縁であり、宿命であり、生きる意味だから。


そう気づかせてくださったみなさまに、心から感謝します。


どんなときでも、言葉は人の心を温めるために使いたいと、自分の書く意欲を取り戻しつつあります。


感謝の気持ちは、新しい文章で返して行きます。
それしかできないということに、やっと気づけました。


ありがとうございます。


そして、これからもどうぞよろしくお願いします。


では、また。