RADIO FISHの『ULTRA TIGER』の熱量

こんにちは、検索迷子です。


今日は、RADIO FISH(レディオフィッシュ)の『ULTRA TIGER(ウルトラタイガー)』のレビューをしたいと思う。


そのまえに、この一年、SMAPファンで検索迷子を読んでくださっているかたに、お礼と説明をしておきたい。今日はかなり長文になるので、全体の流れをあらかじめ書いておくが、次からの2つの見出しでは、オリエンタルラジオの話題に触れ、最後の見出しでRADIO FISHに触れる。適宜スクロールし、お時間に合わせてお読みいただければと思う。


私はこのブログを2009年に開設し、目的もなしにただ雑感を中心に書いていたが、たまたま2015年9月に草なぎさんの記事を書いたことで、SMAPファンのかたたちに温かい声をたくさんかけていただいてきた。


SMAPファンではないけれどSMAPを大真面目に書く一人として、記事を書くごとにTwitterで声をかけていただくなかで、しだいにSMAPファンのかたに信頼されたいと思うようになった。だから、少なくとも一年は、SMAPを書き続けられる自分なのか、自分に問いかけるようにこの一年を積み重ねてきた。


たった一度きりのエンタメ話題と思って書いた記事がきっかけで、感動した、泣ける、共感できる、もっと書いてという声に励まされ続け、ほぼ一年、SMAPの話題だけをブログに書いて、その数は100記事を超えた。そのいきさつは、(37)草なぎ剛さんは空気を浄化するでも触れている。


SMAP記事のほとんどは、ファンのかたたちの好意的なお気持ちで、平均して数万単位のアクセスをされ、なかには10万アクセスを超える記事もいくつかある。


記事を書くたびの反響に、自分はまだ書けるのかという問いもあったが、一年書けたことで、はっきりとわかったことがある。それは、たぶんずっとSMAPの話題は枯渇しないということだ。


そんななかで、いつか、ここで書いてきたものを個人ブログのレベルではなく、きちんと形に残していきたいと思うようになってきた。そのためには、趣味で書いていく限界も感じて、次なるステップに踏み出したいと思うようになった。これを機に、ふんわりと書いていた自分のブログのプロフィールも書き換えた。


書くことを自分自身でとらえ直すために、少し違った話題にも触れて、SMAPの話題と並行してみようと思っている。


実は、今日書こうと思っているRADIO FISHの話題は、2016年1月から、ずっと書きたい話題の一つだった。でも、1月のSMAPの報道以降、SMAP以外の話題を書くことに自分のなかでブレーキがかかった。ブログでSMAPを中心に書こうと思う気持ちは、報道がなければ逆にわかなかったかもしれない。この状況を静観する一人として、軸足をぶらさずにいよう、しばらくSMAPだけを書こうと年初に思った記憶がある。


今日はRADIO FISHとSMAPのことを比較するつもりはないが、明るいニュースがほとんどなかった2016年のSMAPと、勢いづくRADIO FISHは、同じ2016年とは思えないくらい、特別な一年の意味が違いすぎた。


エンターテインメントって何のためにあるのか、観客として何を受け取ればいいのか、ファンって何だろうと思わされるような、その二組の違いを一つずつあげたり、活字にするにはつらい作業になりそうな気がして、中途半端にSMAP以外の話題はかけそうになかった。


でも間違いなく、2016年に自分を大笑いさせてくれたのは、RADIO FISHのパフォーマンスだった。だから、今日はあえて、一度本気で記事を書こうと思った。


SMAPのファンのかたが応援してくださったから、私はここで文章を書き続けられ、この一年で書くことを通して、生きる意味が変わってきた。だからどうぞ、次なるテーマで書くことを見守っていただければと思う。


私はこれからもSMAPの美しさを記録し続けたいからこそ、SMAPほど長く観てきたわけではないタレントさんのことを、SMAPの話題と同じように共感していただけるほどの、書ける力が本当にあるのか挑戦してみたいのだ。


前置きが長くなったが、本題に入ろうと思う。

オリエンタルラジオへの興味から始まった

2015年12月、『爆笑問題の検索ちゃん 芸人ちゃんネタ祭りスペシャル!』で、RADIO FISHの『PERFECT HUMAN』を観て以来、衝撃を受けて、ずっとオリエンタルラジオの話題を書きたいと思っていた。


オリラジに注目したのは、もっと先にさかのぼる。私はほとんどテレビを観ないのだが、あるとき、ネット記事で「オリラジ再ブレイク」というのを観たとき、軽く衝撃を受けたのだ。


それは、オリラジが武勇伝で華々しくデビューして以来(その当時は、まだテレビをよく観ていた)、ずっとオリラジは第一線で、レギュラー番組を多数持ち、活躍し続けてベテランの域までいく芸人さんだと思って疑わなかったからだ。


テレビを観ないから、ご本人たちが語る、低迷していた時期があったことすら知らなかった。もっと言えば、再ブレイクと言われたインテリ芸人、チャラ男ブームすら知らなかった。


オリラジには、デビュー当時から勝手に親近感を持っていた。私は働きながら、中田さんとは同じ大学と学部を卒業し、藤森さんの大学では社会人向け経営学講座や、図書館司書資格を取っている。彼らが在学前後のほぼ同じ時期、同じ校舎に通っていた。


ただそれだけなのだが、デビュー当時からオリラジには好感を持っていた。それが、ずっと明るい道だけを歩み続けると思っていたオリラジに、いったいこの数年で何が起きていたのかと驚いてしまい、この一年くらいの間、後追いでいろんなことを理解していった。


と、オリラジ話題で、漠然とブログを書きたいと思い始めていたところ、4月に熊本地震が起きた。このとき、オリラジのお二人がMCを務める『らじらー サンデー』を初めて視聴しながら、なんといきなり思い立って、ネットフォームから人生初のラジオへの投稿をしたのだ。


事前に知っていた番組内容では、自分の興味関心とはジャンルが異なり、投稿の敷居が高そうだったが、その日は、地震直後ということもあり普段と番組内容を変更していた。地震直後の不安感もあり、何か投稿をしたいと衝動的に思って、さらりと書いて送信ボタンを押した。


投稿をして、わずか数分。私のラジオネームに続いて、投稿が読まれた。これは本当にびっくりした。不思議なもので、送ったわりには読まれると思っていなかったのだ。ただ、書いて伝えたい気持ちだけだった。


淡々としたトーンで書いた文章が、藤森さんの抑揚のある声でいきいきと読まれ、中田さんがコメントをしてくれている不思議さ。あまりにも現実味がなく、投稿でも触れた読書中の本『リアル芸人交換日記 (ヨシモトブックス)(2011/12/28発売)』を落としたくらいだ。


この投稿を読んだ中田さんと藤森さんは、「俺らのこと、すごいほめてくれてる」「うれしいね。本を読んだ人、初めて聞いたよ」といったコメントをしてくれて、思いがけず交換日記を書いた当時のエピソードも聞けた。


ラジオを聴きながら、えー、ほめ言葉だったらいくらでもあるよ、と言いたい気持ちになり、また機会を改めて投稿しようかと思った。でも、この「なんとなく投稿」をして読んでもらえたことが結果的に、オリラジをもう少しきちんと理解して、きちんとレビューをしたいという気持ちになった。


芸人さんって、なかなか芸能界でリスペクトされにくい存在で、ほめ言葉すらSNSでは雑な言い回しがされる。ブログで書くにも、結構勇気がいるくらい、叩かれても平気なメンタルの強さがないと書き出せないかなと思ったりもする。


私はオリラジの良さを、丁寧にすくい上げて、きれいな言葉で書きたかった。だからこそ、一瞬観た場面を、そのときの感想だけで書くのはやめようと思った。彼らの言動や行動にある背景をもう少し理解できたとき、私はオリラジのことを書こうと思ったのだ。

夢を語り、夢では終わらせないと伝え、実現させる

オリラジのことをもう少し知ってみたいという思いを強くしたのは、2014年秋に、神保町花月で中田さんが行った、中長期計画(タイトルはうろ覚えです)のプレゼンを観たことも大きかった。もちろん、実際のライブは観ておらず、たまたま某所で見かけたのだが、この企業の役員ばりの中長期プランを熱弁する中田さんに本当に驚いた。


サラリーマン経験がない中田さんが、質のいいプレゼン資料を作り、体系立てた説明と具体的な計画を話す姿に、この人が話していることは本当に実現するのではないかと思わされた。多くの企業の中長期計画が発表時点では高すぎたり、雲をつかむような非現実感があって、結果的に目標未達や、環境や方向転換で終わりがちなのとは違い、ただの気合いだけでなく、細部まで考え抜かれていると思ったのだ。


中田さんの描く未来は、準備のプロセスまで想像ができて、その時点で実現可能に見えた。それが、赤坂BLITZでのライブ計画だ。この日のライブの入場者は100名足らずで、集客減に手を焼いている時期だったようだが、その100名に対して1300名の会場に連れていくと宣言する、その勇気。これは、叶わない夢ではなく、叶えようとしている夢なんだと、震えがくるような高揚感。


先日のオリラジワンマンライブに行かれたかたは、夢の実現の場に立ちあえて、ファン名利に尽きる本当に幸せな時間だっただろう。こういうファンをかけがえのない存在として、オリラジも大切に思っているだろうし、ファンとの絆とか信頼関係って強固なものがあると思わされた。


大きな希望を持ちにくいこの世の中で、夢を語るだけでも壮大なのに、夢って叶うんだと、その姿を見させてくれるオリラジって本当に凄いと思うし、周囲を巻き込むためにどれほど骨を折っているのかと思う。本気で考え抜き、本気で行動しようとする人に、人は協力を惜しまないのだと、当たり前だけどなかなかできないことに気づかされる。


一見、熱意で押し切るようにも見えがちだが、熱意のベースには緻密さがあり、描くゴールのイメージが明快だからこそ魂がこもり、最後には本物の成果が宿るのだと思う。

RADIO FISHの『ULTRA TIGER』の熱量

RADIO FISHの『ULTRA TIGER』のパフォーマンスだけを書こうとブログを書き始めたが、やはり、ここに行きつくまでの説明が長くなった。


私にとって、このパフォーマンスは一瞬の面白さで描き切れるものではなく、オリラジが歩いてきた道の延長線にあったのだと、書きながら自分でも前段の長さに驚いた。が、今日は、そこをカットせずに全部残しておこうと思う。ずっと書きたかったのだし、基本は誰かのためというよりは、自分が記録したくて書いているのだから。


さて、やっとRADIO FISHの『ULTRA TIGER』の感想を書くが、これは9月17日の『ENGEIグランドスラム』で観ようと出番を待っている間に、公式動画がアップされていることに気づき、それで観たのが先だった。そのあとに番組を視聴した。
ウルトラタイガー【公式ライブ映像】 ULTRA TIGER @赤坂BLITZ


この記事を書いている時点では、287万回の再生だが、私が最初に観たときは、まだ1万回にも満たない時間だったように記憶している。それからどれだけ繰り返して観たか。


私は、かっこいいとか、面白かったというシンプルな感想ではなく、毎回、何がどう良かったのかと考えるようにしていて、できるだけ言葉で表現しようと思っているので、それを可能な限り書きたい。なお、音楽的なことは触れず、ダンスパフォーマンスを中心の感想を書く。たぶん、動画を楽しみたいかたの参考にはそれほどならないだろうが、ダンスの素晴らしさを、どれほどつたない言葉であっても、自分なりに書き留めて記録していきたいと思っている。


まずは、ライブ映像だからこその、ステージの広さや観客との一体感も良かったし、たった一日のワンマンライブを観られたお得感もあった。でも、何が一番印象に残ったかというと、RADIO FISHは6人が作り上げた世界観だということだった。


このブログの中盤でも書いたが、私の興味の最初はオリラジ2人で、検索ちゃんを観た段階では、オリラジとダンサー4人という認識だった。でも、このライブでは6人が6様の動きを見せていて、自分たちの創り上げた曲を、誇らしげにパフォーマンスしているように見えた。


一曲まるごと個人アングルで観たい、さらに、いろんな組み合わせで観たいと思わされるほどのパフォーマンスの素晴らしさだった。動画を観る時も、次は誰に注目してと見続けるときりがないくらい楽しめる。


RADIO FISHは、中田さんを「ご神体」、藤森さんを「シャーマン:祈りを捧げる人」、ダンサーを「スキルマスター」と呼んでいるが、このスキルマスターの4人のかたががぜん、検索ちゃん時代よりも良くなっている。もともと一流のダンサーのかたたちのことを、良くなっているというのは上から目線な書き方だが、ダンスはもともとうまいので、そのスキルがということではない。


RADIO FISHへのコミット具合なのか、オリラジとの距離感が近づいたからなのか、出ているオーラが格段にあがっていて、4人の本来のパフォーマーとしての底力がぐんと輝いているように見えた。


それぞれの目力も強くなり、これは自分たちの曲なのだという熱さが伝わるかのように、決してバックダンサーとしてではなく、自分たちも、この「ご神体を崇める一人なのだ」という役割の全う感が強くなっていると思った。ダンスの伸びやかさ、美しさが際立ち、でも「ご神体」「シャーマン」をしっかりと立てつつ、ダンスのきれいさが全面に出ている感じもした。


中田さんの希望で、FISHBOYさんが「イケメン」を条件に集めたダンサーさんは、確かに「イケメンがご神体を崇め、全体的にかっこよすぎて笑える」という設定なのは、『PERFECT HUMAN』からずっとそうだが、その崇め方の熱の入り具合が増したことによって、さらにかっこよさの威力が増して、さらに楽曲全体の熱量が上がっているように見える。熱量のすごさに、とにかくノックアウトされそうな気になる。


私はダンスに何の知見もないが、もともと、オリラジのお2人は武勇伝のころから、指先の動きや角度、しぐさまで計算しつくされ、動きのキレがよく、特に大きな動きと「止め」が見事で、本当に練習を積み重ねてきたかたたちだなと思っていた。


いつ同じパフォーマンスをしても、角度もほとんどぶれていないと思うほどに身体に染み込ませるほどの練習跡がうかがえる。完成を極めるまで、細部に渡り試行錯誤を繰り返す姿勢は、『芸人前夜』の著書や公式映像などでも伺い知ることができる。


RADIO FISHを始めてからも、ダンスや歌に磨きがかかり、藤森さんのハイトーンボイスにはつやも出ているし、中田さんのパフォーマンスの面白味も増している。藤森さんの歌については、これだけうまく歌っているのに、ボーカルとして主役ではなく脇役に徹しているところが、もはや、ほかのアーティストグループとは異なり、それすら面白く思えてくる。


何度も動画を観るにつれてダンスにとにかく圧倒され、ダンスのプロって何が凄いんだろうと、ずっと注目しながら観ていた。答えらしきものはなかなか言葉にしにくいが、スキルマスターのかたたちの凄さは、ダンスのしなやかさや力強さもそうなのだが、観ていてはっとしたのは、静止状態の軸のブレなさにあると思った。


ターンしたあと、ピタッと止まる。まったくふらつかず、見事に止まる。あ、このままターンしたらふらつくかと思いきや、ピタッと止まる。計算されつくした体重移動にびっくりするほど、きれいに止まる。


きれいに止まっているから、次の動きが映える。特に、「さあ皆 敬服せよ」から「かちどきが聞こえる」までの、静止から右足でリズムを刻むところがとても効果的で、好きな場面だ。静と動のメリハリがしっかり伝わる。


そして、次のフォーメーションにさくっと入る。動きと動きの間の軸のぶれない感じ、次の動きまでをも計算した無駄のない体のパーツ運び、位置移動すら優雅で、安定感がある。立ち位置がまるでズレないところとか、どの角度から映しても完璧なきれいさであることに驚く。


全員で同じ振り付けをするところの見事さは圧巻で、それは単にそろっているからというだけでなく、ダンスをしながら全体のバランスを目測できる、経験値の高さや距離感のとりかたなど、センスの良さを随所に感じる。衝突しそうな距離だと見ていても、ものすごいぴったりと寄り添い、でも重なりすぎず遠すぎず、同じ距離感で中心に寄っているところなど、何度見ても凄いと思う。


さらに、ダンサーさんを一人ひとりアップで映しても、なんて絵がきれいなんだろうと思う。これはイケメンだからということだけではなく、パフォーマーとして舞台慣れしているかたたちならではの、迫力がみなぎっている感じなのだ。


そして、さすがだと思うのが、ただ踊っているだけでなく、観客をしっかり「見ていて」反応を確認する冷静さも感じるし、一緒に場を盛り上げつつ、ご自身も楽しむゆとりを持って踊っているところが、なおのこと観ているこちらを幸せな気分にしてくれる。楽曲を消化するためのダンスでも、苦行でもなく、踊ることが好きでこのお仕事をしているというのが伝わる、本物のプロであるカッコよさを感じる。


『ENGEIグランドスラム』で、ダンサー4人のかたが個別アングルとなるところがあったが、1人ひとりの個性をとらえた、なかなかいいアングルだったなと思っている。ここまで4人を個別にしっかり映してくれたのは観たことがなかったので、これからもこういう場面をもっと観たいと思った。


RADIO FISHではない、個別の活動のダンス動画を観る機会が増えて、ああ、一人でもこんなに凄い人が、4人も踊ってるなんて奇跡みたいなことだなと思ったりする。FISHBOYさん、show-heyさん、つとむさん、SHiNさんの4人がテレビで全員お話しする場面は今まで観たことはないが、ダンサーさんたちに希望を与えたり、将来ダンサーになりたいと思うお子さんもいるのではないかと思うほど、彼らのパフォーマンスには力がある。


クラブにいくようなかたしか観られなかったハイレベルなダンスを、テレビや公式動画で観せてもらうようになり、ダンスに関心のなかった層までも夢中にさせるなんて、スキルマスターの功績って実はとても大きいのかもしれないと思ったりする。


と、なかなかポイントがとらえにくい説明になったが、ダンスの素晴らしさを書き慣れていないので、今日は乱雑に書き散らして、これからもう少しうまくなれるように回を重ねてみたいと思う。



最後に、どんなプロジェクトでも、最初の一歩を踏み出す人が一番熱量があるのだということがわかった場面を。


中田さんが、『ENGEIグランドスラム』の途中で、右腕の腕章がずれて手首まで下がりつつ踊り、背中を向ける待機ポーズに入る段階で外していたように見えた。また、最後に右肩のボタンが飛び、番組公式動画(演目後に撮影)では肩の飾りが跳ね上がっていたのを観て、同じ衣装でほかの人のは何も変化がないのを見ると、ダンスの長さやハードさに関わらず、どれだけのエネルギーで踊っているのだろうと思った。


また、公式ライブ映像の2番の「ULTRA TIGER」と叫んだとき、つとむさんの手を乗り越えたか軽くぶつかったかに見えたが、吠える勢いが本物の虎ばりで、もし、ぶつかっていたとしても本人はその自覚はないのかもしれないと思った。それくらい、本気で吠えて、この一瞬のパフォーマンスに魂を注いでいる姿は冗談抜きに神々しい。


本気のパフォーマンスは美しい。全力で、歌い踊るRADIO FISHを観ているだけで、生きる力がわいてくる。エンタメとかお笑いの威力って素晴らしい。いま笑えていれば、明日も元気に生きられると思えてくる。


そして、RADIO FISHの6人はこれだけの熱量を持って、人を幸せにする力があるのだから、もっと世の中に評価されてほしいと思うし、私もそれを言葉で表現できる一人でありたいと思う。


長かったけれど、念願だったRADIO FISHの記事のスタートが切れた。また、続きが書きたくなるような衝撃を、送り続けてほしいと思う。


なお、私がレビューするときは、ファンではないけど大真面目に対象に光を当てるという目線のため、ファンのかたからみて、誤解など失礼な点があったとしたらお詫びします。基本スタンスとして、ネガティブなことは書かない、対象を否定しないという思いで書いているため、もしご不快な点があったとしたら、それは意図したものではなく筆力によるものです。


また、ネット記事の寄せ集め的なことは一切せず、すべてが自分の目で見て確かめたことを、自分の言葉で書いています。今日、この記事を書くために9か月気持ちを温め続け、雑ながらもやっと書き、これからも試行錯誤しながらブラッシュアップしていければと思っています。


では、また。