こんにちは、検索迷子です。
過去に自分が紹介した、
茨木のり子さんの詩、この失敗にもかかわらず、を、
たまたま思い出した。
五月を織り込んだ詩だから、
吸い寄せられるかのように、
今この時期に読み返したくなるのかと思った。
この、五月の風と、静寂と、青々としたイメージは、
自分のなかで映像化されているのかもしれない。
二年前に自分が書いた、
詩の紹介のエントリーは、もはや自分の書いたものの感慨より、
純粋に、今の自分を励ますような、
まるで他の人が書いたようなものとして
すっと自分のなかに入り込んだ。
http://d.hatena.ne.jp/kensakumaigo/20130501/p1
この失敗にもかかわらず。
いま、その言葉をかみしめ、
次なる一歩を踏み出す準備をしたいと思う。
過去に自分が書いたものをきっかけに、
なぜか7か月ぶりにブログを書きたいと思った。
私がこの詩に励まされたように、
今日、この詩を必要とし、
心が揺さぶられ、
それでも生きていこうと思う人が、
この世のどこかに、
一人でも存在するかもしれない。
私は、今日の自分のために必要だった詩を、
ここに来てくださった方にも伝えたい。
言葉を人の心を温めるために使いたい。
心を温め、励みとなるような言葉を紹介したい。
素晴らしい詩に先に気づいたものの役割として、
この詩を再掲という形でリンクすることにした。
一度紹介した自分だからこそ、
二年経過して書ける思いもある。
この失敗にもかかわらず。
生きるんだと、声にして言いたい。
生きるんだと、声にして言ってほしい。
では、また。