分岐点には遡れない

こんにちは、検索迷子です。


何度も、あれが分岐点だったのか、
あのとき違う判断をしていれば今は違ったのかと、
悔いと苦々しさを伴い、気づくタイミングがある。


あのときできた最大の行動はそれしかなかった、
そうどんなに言い聞かせても、
現在の代償が大きければ大きいほど、
分岐点でなぜ真逆に行ってしまったのかと思う。


分岐点には遡れない。
今ある状況からしか始められない。
それはわかる。


よい分岐点もあったのかもしれない。
思い返すのは、大半、よくなかった結果を引き起こし、
今の自分を苦しめるものばかりだ。


瞬間的な無責任さの連続で、
一時的な逃避のつけとして、
自分を辛さに追い詰めてしまったのがわかる。


誰かが決めたことは、
ただの事実を見つめた結果や、
方向転職にすぎない。


自分のために環境があるわけでもなく、
自分のために環境が整備されるわけでもない。
どう、自分がコミットし、
どう、自分が関わり、
調和を乱さず、役割を果たすか、
それだけなのだと思う。


自分の人生がどんなに震撼しても、
それは、自分ごとでしかない。


分岐点には遡れない。
だからこそ、誤ってはならない。
道を踏み外さないよう、
流れを止めないよう、
人はどれだけ努力しているのだろう。


分岐点のその後、
まるで敗戦処理をするかのごとく、
形勢を立て直すロスタイムを、
もっと建設的に過ごしたかった、
そんな悔いにまみれた日々は終わりにしたい。


分岐点には遡れない。


正しく、まっすぐに歩きたい。


では、また。