チームを作る難しさ

こんにちは、検索迷子です。


外部スタッフのかたたちと仕事をしていると、
同じゴールを見ることがいかに困難かを思い知る。


それぞれがそれぞれの会社を背負い、
メリットを見出し、
個人的な目標などを持ちながら、
違ったもくろみのなかで動いている。


うまくシナジー効果が発揮されるときもあれば、
思いっきりすれ違ってしまい、埋まらない溝が広がることもある。


どんなにお金を出しても、
どんなに思いを伝えても、
それでも、そもそもの描くイメージが違えば、
プロセスを共有しあったとしても、
仲間意識が芽生えないこともある。
最悪な場合は、わかりあえないままだったりする。


数多くのプロジェクトに関わってきたつもりだが、
そこに参加する全員が違う組織に属するということが、
これまではほとんどなかった。
だけど、今は気がつけば複数の会社の担当が顔をあわせ、
一緒に仕事をすることばかりだ。


同じ組織の先輩後輩なら、
丹念に話をすれば同じ方向を向けると思ってきた。
だけど、組織が違えばそこに期待値の限界がある。


最後は自分が望むもののために、
自分が責任をとらねばと思ったりする。


他社に業務依頼したものは、頼める分はラクできているようでいて、
でも、取りまとめは自社の人間とするしかないのだ。
どんなに他社に依頼したくとも、超えられない垣根が存在するのだ。


いいチームこそ、いいサービスを作るのだと信じて疑わない。
だけど、いいチームとはそもそも何なのかと、
外部の人たちと親しくなり、逆に反目しあう時間のなかで、
考えあぐねてしまう。


一体感を持たせるのは自分の仕事なのか、
相手のプロフェッショナル意識なのかも、
なんとなく答えが出せないでいる。


チームの形も多様なのだ。
今わかるのは、それだけなのかもしれない。


では、また。