人を通して知る自分

こんにちは、検索迷子です。


個人的に検討しているもので、
ちょっとした営業をかけられているものがある。


それで、プライベートの時間に何度か営業担当に会い、
話を聞いたり、希望条件を伝えている。


その業種は、常に新人営業が入れ替わるというもので、
こちらとしては条件に対する即答は望めないとわかりながら、
それでも細かい指定をしていく。
こちらも、真剣に検討をしたいことだからだ。


でも、寛大な気持ちを持っていたとしても、
営業を経験した自分としても、
これはちょっと目も当てられないと思うことがあって、
契約すること自体にとても躊躇する。


商品はその人個人には関係がない。
が、なかなか話が進まないとか、
そもそも約束の時間にいつも自分より遅れるとか、
電話がかかってアポの調整をするとき、
こちらのいいタイミングというよりも、
自分はこういう予定や都合があって、
このときに必ず連絡をくださいという指定をされるとか、
何か、集中力がそがれることが多い。


ふと、こういうことは自分にもなかっただろうかと気づいた。
こういう時代が自分にも、新人営業のころあったため、
だから余計に目に付き、
余計にその未熟さの段階がわかるのだ。


さて、この契約はどうしたものかと思う。
営業担当を替えてもらうほどの大事ではないが、
何か、継続して取引したい人ではないのが困っている。


その人個人が嫌いというのではなく、
過去の自分のいたらなさを、
その人を通してみてしまう時間がちょっと苦しいのかもしれない。


他人を通して、こういう形で過去の自分を振り返ることがあるのだと、
つくづく人との出会いは何か教わるものだと思った。


では、また。