こんにちは、検索迷子です。
新しい仕事、新しい職種を経験して、
当初は自分のキャリア形成ってこれでいいのだろうかと思った。
何か脱線していないか、分断されていないかという気持ちだった。
実際、数ヶ月が経過してみて、
今やっている仕事が自分の経験や強みを気づかせてくれるものだと、
この偶然のマッチングに驚いている。
Webサイトを作る目的は数あれど、
初心者に向けてとか、
わかりやすく伝えるとか、
検索が苦手でとか、
そういった要素が少なからず必要とされるサイトを準備している。
こういう仕事は今の組織からするととても異色で、
偶然にも声をかけていただいたのだが、
まさに過去の経験を総動員させて、
さらに付加価値をつけて動けるものとなっている。
自社サービスではなく、
オーダーされて作るという立場の違いはあれど、
その道の専門家として扱ってもらい、
意見を求められる。
あの経験が、あの時間が、あの苦悩が、
あの単調作業の連続が、あの失敗や悔しさが、
今という時間のなかでしっかりと基盤となり、
活かす道が開かれて、自分のキャリアに深みを与えてくれる。
仕事とは出会うべくして出会うものなのかもしれないと、
いつもいつも思うのだが、
今回は特に、不慣れな外回りをやっているだけに、
余計に経験が活かせているところに救いがある。
そして、慣れないと思っていた交渉ごとも、
ゴールのための一要素にしか過ぎないのだと、
金額の話も契約の話も、
会社対会社という矢面に立つことも思った以上に、
すんなりと受け止めることができている。
ほんの少し背伸びをするくらいの仕事が一番ちょうどいいけど、
今回は、つま先が痛くなるくらいの背伸びの連続だ。
それでも、今の自分にとって、
出会うべくして出会えたチャンスなのだと喜ばしく思う。
こういう偶然に出会うために時間を重ねてきたのだと、
結果から逆算して過去を肯定的に考えられていく。
出会うためには動かなければならない。
出会うために動いてきた自分がいたのだと思う。
いい仕事に出会うのは、
出会うべくして出会えたと思える自分であることと、
飛び込む勇気なのだとつくづく感じている。
出会った仕事である以上、やりきっていこうと思う。
そして、また次なるいい仕事に出会いたいと思う。
では、また。
