今の自分に問いかけたい質問

こんにちは、検索迷子です。


5か月半ぶりにブログを書く。少し緊張しているかもしれない。


いろんな環境変化があり、毎日仕事をするだけの生活をしていた。
目先のことに追われ、自分の気持ちを表現する言葉を失い、
言葉を発することが怖くなっていた。


1月17日まで、無休でブログを更新していたこともあり、
数日分まとめて遡及入力をしようかとも考えた。
でも、過去の数日を思い返して記録することもできないくらい、
何か文字に残すことができない状態で、
自分の言葉はいったいどこへいったのだろうと思っていた。


記録することの意味を考えたら、
本当はこの5か月半こそ、記録しておくべきだったかもしれない。
それは追って、考えたい。


ありのまま、今日の日付から再開しようかと思う。


再開しようと思ったきっかけが、一冊の本だった。
これを検索迷子のなかに残しておきたいと思った。


それが、本田健(ほんだ・けん)さん著『ピンチをチャンスに変える51の質問』だ。

ピンチをチャンスに変える51の質問

ピンチをチャンスに変える51の質問

本田健さん公式ホームページ


タイトルは、ピンチをチャンスに、という積極性のあるものだが、
私はもう少し内省や、自分と静かに向き合って、
心を穏やかにするための問いかけに、ページをめくっていた。


同じ問いかけでも、読む日のコンディションによって、
まるで違った問いとして胸に飛び込んでくる。


どの言葉かだけをピックアップすることもできず、
目次を見ながら一つひとつ再度自分に問いかけようと思う。


人生は質問力で決まる、という本田さんの言葉通り、
こういう問いかけを自分に対してできなくなったら、
向上心は途絶えて、思考はとまっているのかもしれない。
自分がそういう時期にこの本と出会って、覚醒された。


以下、本書の目次を引用します。
これ自体が質問内容となっています。

プロローグ 最高の人生をスタートするために今からできることは?


第1章 ピンチを乗り切る10の質問
 人生で最悪だったときは?
 今回のピンチで、新しく開発できる才能は?
 この状況に隠れている、すばらしい点は?
 次は、どのドアが開くのだろう?
 まったく違う人生があったとしたら?
 自分のことを応援してくれる人は?
 何があっても、あなたを信じてくれる人は?
 自分のもっとも深い部分に触れた人は?
 神様に任せられることは?
 10年前の自分に言ってあげたい言葉は?


第2章 心を軽くする10の質問
 人生で未完了になっていることは?
 いままでの人生を振り返って謝りたい相手は?
 許してあげられる相手は?
 今の生活に不満があるとしたら?
 自分を幸せにしているだろうか?
 もっと思い切ってお金を使いたいものは?
 今すぐにできる気分転換の方法は?
 インスピレーションを得られる本、映画、音楽は?
 今日楽しみなこと五つは?
 今日一日で感謝できること五つは?


第3章 人生に変化を起こす10の質問
 いったい何を怖れているのだろう?
 「愛と希望」か「怖れと絶望」、どちらを選ぶか?
 生きていくのに最低限必要なものは?
 この状態で感謝できることは?
 直感の声は何と言っているか?
 尊敬する人なら、どういう行動に出るだろう?
 収入を大幅にアップするには?
 今の生活でバランスが悪いのはどこ?
 手放さなければいけないものは?
 一瞬で人生を変えるには、何をやったらいいだろう?
 

第4章 ライフワークを見つける10の質問
 人によく感謝されることは?
 なんとなく、あきらめてしまっていることは?
 子どもの頃、大好きだったことは?
 絶対に失敗しない保証があれば、何をやりたいか?
 一生かけて夢見る世界は?
 30名の人がいる部屋に入って、やってあげたいことは?
 人生があと5年で終わるとしたら何をやりたいか?
 学生時代に本当に楽しかったことは?
 本当はやりたいけど、やるのが怖いことは?
 死ぬ前にやりたい10のことは?


第5章 最高の自分を生きる10の質問
 このままの人生が10年続いたとして、一番後悔することは?
 今の自分の一番好きなところは?
 両親に心から感謝したいことは?
 これまでで最高の情熱で生きた瞬間は?
 自分が誇らしいと感じられる人生は?
 自分にとって理想の人生は?
 自分のお葬式で言われたいことは?
 自分の中にあるダークサイドは?
 自分をほめてあげたいことは?
 最高の自分なら、これからどう生きるだろう?


エピローグ どんなときでも、道は開ける


これらの問いに対して、
本書では、ヒントはあるが正解や押し付けの答えはない。
質問をぽんと投げられて、そこで終わる。
読み手としては、そこから一歩が始まる。


今、自分に問いかけたとき、何が一番心に響くだろう。
そこが、たぶん一番、痛い場所なはず。


自分の心の傷を癒すためには、
言葉を自分で与えて、
問いに対する答えを見つけていくことしか方法はない。


言葉から逃げてはいけない。
今、自分に問いかける言葉を探すために、
言葉から目を逸らさずにいこうと思う。


では、また。