繰り返す過ち

こんにちは、検索迷子です。


なぜか、意図せず同じ過ちを繰り返すことがある。
まるで、吸い寄せられるように、その間違いのさなかに気づくことがある。


それは、言葉の覚え違いだったり、
何かの対処だったり、
いろいろなのだが、あ、間違えたと思って気づくときは、
少しタイミングが悪かったりする。


同じことを繰り返してしまったとき、
なぜそんなことをと反省はするし、次はやめようと思ったりする。
でも、またそこに逆戻りをしていると知ったとき、
あれ、どうして?と戸惑う。


自分の思考回路のなかに組み込まれた何かが間違っている、
だから、そのおおもとからなんとかしなければと、
とても強い意志でもって、直さなければならないこともある。


人はロボットではない。
正しい道をプログラミングできたり、完璧になれるわけではない。
それでも、軌道修正できる方法はきっとあるのだと思う。


せめても間違いに気づいたとき、
前よりは少しはましになって、
早めに方向転換をしたいものだなと思う。


くるくると丸まった紙は、そのままでは丸めたクセがついていて、
文字が書きにくい。
だから、あえて、逆方向に丸め直すことで、
ついたクセを少し緩和させる。
一度ついたクセはなかなか戻せない。
でも、逆に丸めるという知恵のように、何か道はあるのだと思う。


繰り返す過ちは、誰かに迷惑をかけることではなく、
自分との対峙ともいえることばかりだから、なかなか直せない。
自分だけが知っている自分のクセ。
そして、自分だけが直さねばと思っていること。


間違って困るのは自分なのだから、直したいもの。
判断を誤るのが、思考のクセとか、
自分の本質とかだとしたら、余計にそこに戻りたくないなと思う。


一歩先に踏み出すために、悪いものは断ってしまいたい。
そのクセがなぜついてしまったのかなんて、もうわからないこともあるけど、
逆にくるくる丸め直して、
もっと真っ直ぐにしなやかになりたいものだと思う。


同じ過ちから学ぶことより、
同じ過ちをした自分を責める気持ちになるのだから、
健康な心のためには、今すぐ、強制的にでも、
矯正したいなと思う。


小さな過ちが、積み重なると大きくなるように思えてならない。


では、また。