こんにちは。検索迷子です。
今日のお話は、
地図情報サイトをみんなはどう使ってるのか、
リアル迷子になりかけて感じた疑問という話、
です。
■地図情報はどう使うのがいいのか
検索迷子は、今日、リアル迷子になりかけました。
仕事で初めての場所に行ったからです。
うろうろとしていたら、幸いにも会社の人に会い、
声をかけてもらって救われました。
その時、私は意気揚々と目的地とは逆方向に歩き、
正面から歩いてきた、会社の人と会いました。
同じ方向に向かっていたら、
背中から声をかけられるのが、普通ですよね。
私は、あれ？どこにいくのと、もろにその人とすれ違うところでした。
毎回こんなことの繰り返しです。
リアルに迷子になりかけてしまいます。
インターネットの検索だけでなく、
本当に迷子になりかけることが多いため、
初めての場所に行くときはとても緊張します。
予定時間に遅れないように出かけたはずが、
遅刻はしないものの、
ぎりぎりで汗だくで、という綱渡りです。
他の方は、どうやって地図情報を活用しているのでしょうか。
私は、地図をプリントアウトして、
なおかつ、事前に周辺施設の画像も確認して、
目標となる建物もチェックして、
それでも、迷子になりかけます。
ケータイの地図だけで、すいすい現地に来られる人がいますが、
私は地図のプリントアウトに、
自分なりに目標物を書きいれたものを持っていても、
いつもうろうろ、おろおろします。
当然、地図を今いる場所にあわせて、ひっくり返して見るという、
地図が読めない人の典型行動をとります。
迷って基点となる場所に戻ろうとしても、それさえも見失います。
駅に戻ろうとしてまた迷子になる、
だから、初めての場所にいくのが、本当に苦痛です。
■サイトを移動していて、居場所を見失う
インターネットの閲覧でも、
同じように居場所を失うことが多々あります。
どんなに評判のいいサイトでも、
トップページや、閲覧の基点となったページに戻れないナビゲーションのものは、
戻れないとわかったときから眉間にシワが寄ってしまいます。
はてなブックマークを使っているとき、
ひんぱんに、今どこにいるんだっけということがあります。
リンク先の記事をどんどん深堀りしていくうちに、
あれ？私、もともと何を見てたんだっけと思うことがあります。
調べごとのつもりが、
一瞬の脱線で、何を調べてここまできたんだっけ？となります。
それで、仕切りなおそうと戻ろうとして、戻り方がわからず、
結局、サービストップページに戻ったり、
検索エンジンで直接入力するまで引き返したりします。
ブラウザの使い方によってそれは回避できるのはわかりますが、
かなりの確率で、元々みていた記事を見失います。
だから、
迷子になりやすい自分にとっては、
少し寄り道をしても、元の場所に戻れる安心感は、
そのサイトが好きになるためには必須の条件なのです。
■基本的なことほど、誰にも教わらず我流
地図サイトの使い方、
ブラウザの使い方、
検索の使い方など、
インターネットを使って行う操作で、
人に習うことや、人がどうやって使いこなしているかを知ることは、
そんなに多くありません。
自分はそれで正しいと思っていた方法、
不便に感じていなかった方法が、
実はすごく遠回りのやり方だということを、
あまり知る機会はありません。
また、便利な方法がもっとあることすら知らなかったりします。
だから、インターネットサービスの作り手が、
自分と同じように使っているだろうと思って機能を実装したら、
実はとんでもなく違った使われ方をしていた、
ということになりかねません。
また、便利な方法に出会うことすらないままだったりします。
会社にいて、
プロジェクター経由で他の人のオペレーションを見るとき、
えー、こんなことをするの？
へぇー、こんな便利な機能があるのか、
とさまざまな発見をします。
教わることもあれば、
その方法は効率悪いでしょーというのもあります。
たとえば、普段Yahoo!を利用しない人は、
私が最も多用している、ダイレクト検索機能をあまり知りません。
例として、
ヤフーのトップページの検索窓から、
オークション！
と入れるだけで、ヤフオクにダイレクトに飛ぶ、
というものです。
つまり、リンクの文字列も、お気に入りもブックマークも使わず、
ヤフーのサービスを使いたい時は、
ヤフーでの正式サービス名称と！を組み合わせるだけでいいのです。
これを一度教えた人は、結構使い続けています。
ニュース！
地図！
路線！
とかですね。一度覚えると本当に便利です。
こうした、ちょっとしたこと、
あるいは本質的なことを教えあったり、
ナビゲーションを見直したりすることで、
検索迷子も、リアル迷子も救われることがあるんだろうなと思います。
何が使い方のベーシックか、
誰にあわせるかというのは難しいですが、
知らない人を見つけたら手を差し伸べあえる、
そんなやさしさや気遣いがほしいところです。
では、明日。またここで。
検索迷子
