RADIOFISHの限界を超える挑戦

こんにちは、検索迷子です。


しばらく間があいたが、今日は前回のパラフェス記事のお礼に続けて、RADIOFISHの話題に触れたい。


SMAPファンかたに多く閲覧された記事のお礼と、RADIOFISHのことは分けて書いたほうがいいのかもしれない。でも、私のなかでこの2つの出来事は、時系列的につながっていて、それでブログを書こうという気持ちになったため、あえて分けないことにする。

パラフェス記事閲覧のお礼

前回、(47)パラフェス2016は、香取慎吾さんの壁画が放つ愛に包まれていた、という記事を書いたところ、主催者であるパラフェスのディレクターさんからも温かいコメント付きでリツイートしていただいたこともあり、ざっと確認するだけでも1000リツイート以上の拡散がされ、本当にたくさんのかたに読んでいただいた。


この記事の反響で、自分が書くべきものが何かを再確認させられた気がする。それは、自分の言葉で書き続けることの意味だ。


現場に行って肌で感じたものを、自分の言葉で楽しみながら書き、結果、それが誰かの心に届くのが、一番書き手としては嬉しいという、ごく当たり前のこと。


発注記事のように納期やテーマに制約がないことから、書きたい自発性だけが書き続ける原動力となっているため量産はできず、書きたいことをメモしたノートの落書きばかりが溜まるのが、いっとき心苦しかった。


備忘録がわりにTwitterで少しつぶやいてみても、それはかえって、すきっ腹に書きたい気持ちが充満するようなり、かえってしっかり書きたい気持ちがあおられた。


敬遠されがちな長文も、魂を込めて書けば、届く人には届くということも、今回とてもよくわかった。


長文で、個人ブログで、というだけで読むのを敬遠するかたはいると思うが、1テーマ1話読み切りで書くと、ネットのキーワード検索に強く、Twitterをしていないかたにも、時期が経過したタイミングにその話題に興味を持ったかたにも広く読んでいただける。リアルタイムよりも、がぜんロングテールに威力を発揮する。


今回書いたパラフェスの壁画記事は、書いて3週間経過した今日も読まれ、1年前の壁画記事もいまだに読まれ、ありがたいことに香取さんの壁画の記事を探すかたは、私の記事まですぐにたどり着いてくださる。


読み継がれる記事を目指したいという気持ちが、こうして結果となると、目先の閲覧数だけを指標とせず、続けてきてよかったと思う。


あらためて、読んでくださったかたに感謝したい。

オリラジのお二人を考え続けた時間

RADIOFISHの記事を、一か月半くらい書かずにいた。書くことがなかったかと言えばその逆で、躍進し続けるRADIOFISHの話題は日々投下され続け、書けることは山ほどあった。


私もイベントに行ったり、メンバーのテレビやラジオを視聴したり、ご本人たちのTwitterやインスタグラムを見たりしていた。ファンのかたとも、イベント会場で会ったり観覧に一緒に行ったり、紅白出場のお祝い会をしたりと、最近はほぼ毎週会っていたくらいだ。


でも、大量の情報をまえに、さて、何を深く書けばRADIOFISHの応援になるのだろうと思っているうちに、投下される最新情報に、どんどん書こうとする話題が古くなっていく、という、視聴者としては楽しいが、書き手としては悩ましいというのを繰り返していた。


そんななか、ある機会があって二週間くらい、時間があればずっと、オリラジのお二人のことばかりを考えていた。


中田さんのことを考えては、藤森さんのことを考えてというのを延々と繰り返し、書いては全削除して一からやり直す、みたいな時間を過ごしつつ文章を書いていた。


オリラジのことを考えた時間の理由は、いまは書けないので、後日触れるかもしれないが、この二週間で、書くことに対する意識が変わったかもしれないほどの貴重な時間だった。


幼少期から作文が好きで、文章への苦手意識がゼロで、人に文章を読まれるのがまったく苦にならない自分が、私って文章がヘタだ、これは誰にも読ませたくないと本気で打ちのめされた。


それでわかったことがある。


自分がこれまでできると思ってたことを、できる規模やサイズでしかやってきていなかったんだなと。天井を自分で決めてしまっていて、そこを越えようと思ってこなかったんだなということを。


日々、何らかの形で文章を書き続けることが当たり前だったため、いつのまにか、だいたいこれくらいでという自分のレベルになじんでしまい、いつしか、ここが能力の限界と決めていたところがあったんだなと気づかされたのだ。

限界点を超えて、挑戦し続けるRADIOFISH

という私の話は、読んでくださっているかたには興味はないと思うので、RADIOFISHの話題にやっと戻すが、私がこの一年、RADIOFISHの活動を注目し続けた理由は、まさにこの、「限界を超えようとする意欲の高さ」だったのだと思う。


それをあらためて実感したのが、11月26日に韓国で開催された、「WebTV Asia Awards2016「Song of the year」」 で、RADIOFISHが「年間最優秀楽曲賞」を受賞した際の、FISHBOYさんの英語でのスピーチだった。


この動画はネット上にはあるが、今日はこの話題がメインではないので、かいつまんで内容だけ書くが、この受賞スピーチでFISHBOYさんは「活動を始めて1年間は何も起きなかった(ブレイクという意味合いで)。でも、挑戦に挑戦を重ね続けて、晴れて今日、この名誉ある賞をいただけた」といった内容を話していた(意訳)。


このスピーチ映像、何度も繰り返して見ていて、とても好きなのだが、その都度、FISHBOYさんが話す、「challenge,challenge,challenge」と繰り返すところで泣きそうになる。


スピーチは、本来は中田さんがするはずだった。でも登壇前の控室で、海外のダンサーさんたちと談笑するFISHBOYさんの、コミュニケーション能力を見た中田さんが、直前でスピーチを代わるように言ってきたと、FISHBOYさんは後日、ご自身のラジオ番組で語っている。


FISHBOYさんは、「兄貴がスピーチしたほうが映像が(メディアに)使われるから、そっちのほうがいいと思ったけど、自分が喋らせてもらった」とも話していた。


私はこのときのスピーチを、FISHBOYさんにした中田さんの決断も凄いと思っている。冷静に適材適所ができることもそうだし、FISHBOYさんにRADIOFISHを代表して、語ってもらっても大丈夫という信頼も感じた。兄弟だからではなく、メンバーとして共に闘ってきた仲間としての信頼が伝わってきた。


代わってもらった本当の理由はわからないが、海外メディアへの露出を考えると、中田さんがスピーチをしたほうが良かったとは思う。でも、中田さんがこれまでメディアで語ってきた挑戦の歴史とはまるで違う重みが、FISHBOYさんがこのときに話した「challenge」と言う言葉にはあった。


RADIOFISHのユニットをやりたいと言い出した中田さんと、中田さんを信じて活動してきたメンバー、なかでもスキルマスターと呼ばれるダンサーさんの言葉だからこそ、その言葉が胸にずしんと響いた。


この場所にたどりつくまで、RADIOFISHの6人はどれほどのものを乗り越えてきたんだろう。


中田さん、藤森さん、FISHBOYさん、Show-hey(ショーヘイ)さん、SHiN(シン)さん、RiH!TO(リヒト)さん(SMAPファンの読者のかたに補足:つい最近、「つとむさん」は、中田さんにより別名がつけられました)の思いは、どれほどのものだったのだろう。


「芸人が、ダンスと歌に本気で挑戦する」「ダンサーが、お笑いとしてのダンスに挑戦する」という、未知なるものへの挑戦を続けてきたこと、そして、この活動をより大きなものにできると信じ続けてきた時間が尊く思えてきて、スピーチ映像を見るたびにぐっときてしまう。


自分たちができることの限界を超えて、挑戦し続けてきたRADIOFISHの凄さが今年、しっかりと伝わり、評価がどんどん高まってきているのは本当に喜ばしい。

高度化するパフォーマンスと、さらなる高みへの願い

彼らのさらに凄いのは、安定を望まず、今もなお、パフォーマンスをより高度化させて、限界点を何度も塗り替えているところにある。自分たちのパフォーマンスで、どれだけ観客を笑わせられるのか貪欲に挑戦している姿に、笑いつつも、胸を打たれる。


特に、年末に入ってからのパフォーマンスは、これまでの集大成といわんばかりに、これでもかというほどに、惜しげもなく、これまで蓄積してきたものを放出し、さらにプラスアルファを乗せてきている。


おーい、どこまでやるんだー。という気持ちになるくらい笑わせてもらい、大笑いした後は、もっとやれー。もっといけー。とあおりたい気分になる。


RADIOFISHは、苦労してきた末に今がある、という話はもちろん知ってほしい部分ではあるが、それよりも、いつも笑わせてくれる人たちだよねという爽快感で終わるほうが、見方としては正しいんだろうなと思う。


だから、もっとやれー。と私は言い続けたいし、限界点を塗り替え続けていってほしいと思っている。


RADIOFISHのパフォーマンスは、笑いやかっこよさはもちろんだが、活動を通して、自分の内面にある何かをスパークさせてくれる。


このスパークさせられる感覚が面白く、その飛び散る何かが、いったいどこから来るのだろうと考え始めると、彼らを見続けることがたまらなく楽しく、興味が尽きない。


もっと違う切り口の話題も書こうと書き始めたが、限界点を塗り替える話題だけで十分な量になったので、また機会を変えて書こうと思う。


出演番組やイベントごとのパフォーマンス書くには、露出量にスピードが追い付かず、ずっとジレンマがあった。でも、進化し続けるRADIOFISHには、ピンポイントの感想を書いてもどんどん新しい情報が入り、一つの話題が数日の命だとやっとわかった。


だから、個別レビューはいまのところ割り切って、できるだけ長期的に読まれるものをと、今日は違う観点で書くことにした。


11月中旬から今日まで、書かなかったり、見られなかったパフォーマンスに対する取りこぼし感はとても大きい(実は全部見れてない。さっと思いつくのは、骸骨祭りとか)。


活躍するRADIOFISHの記録として、反芻される記事が残せなかったという、取り戻せない時間をものすごく感じて、いっとき喪失感すらあった。でも、情報ゼロより、できることを残せばいいと開き直ることにした。


これが、私がここ最近の「RADIOFISHが書きたいのに書けないジレンマ」の、限界点を一つ突破した点で、そして、今時点でできる最大限のことだ。


25日は、オリラジのトークライブに行く。
いまのところ、現地に行く予定はこれだけだが、さて、この先はどんな出来事が待っているのだろう。


最後に。
ふだん、季節感があることはあまり書かないのですが、


Merry Christmas!
May God bless you and your family on this special day.
(メリークリスマス!
特別な日に、あなたとあなたの家族に、神のご加護がありますように)


神は、RADIOFISHにとって、特別で、唯一の存在。

WORLD IS MINE(Type-B)

WORLD IS MINE(Type-B)


では、また。