草なぎ剛さんのサイン

こんにちは、検索迷子です。


先日は、草なぎ剛さんの筆跡について触れた。
最近、自分が草なぎさんへの疑問を文字に書くのが楽しくなってきて、
もう完全にテーマが自分の趣味に走りつつある。


とはいえ、この記事はかなりマニアックで、
ファンのかたからするとなんでこんなこと?と思われないか、
気がかりだった。


まわりに草なぎさんのファンのかたがいないため、
自分がずーっと一人でこれってなんでだろうと思ってきたことを、
口に出したことはない。本当に独断で書いて大丈夫かと毎度思う。


もうそれでも、頭の中でずーっと何故なんだろうと思って、
気になる、気になってしょうがないと思ってきた期間が
長かったことも多く、もはや暴走気味かもしれないが、
くだらないと思われるようなテーマでも一度書き出してみようと思う。


ということで、今日は、筆跡つながりで、
草なぎさんのサインについて、書いてみようと思う。


あらかじめお断りしておきますが、
直筆のサインは持っておらず、画像検索で見た、
比較的最近のもの(と思われる)で感想を書きます。
そのため、サインをお手元に持っているかたは、
私が見ているものと違っていたらすみません。


そして筆跡のときと同じように、これもSMAP5人のことに
触れようと思う。
なんとなくバランスの話題をしようとしたときは、
比較しながらするほうがわかりやすいかと思っている。


草なぎさんのサインを初めて見たとき、
なんて朗らかで伸びやかなサインなんだろうと思った。
見ているだけで楽しくなるようなサインなのだ。


草なぎの、くと、
剛の部首の「りっとう、かたな」部分が強調された、
縦書きのサインは、「く」と「り」が際立つ、
伸びやかで縦長のサインだ。


見るたびになぜか、くすっと笑ってしまう。
うまいたとえがみつからないのだが、何かキャラクターっぽいのだ。


鼻が高く顎が長いイギリスの紳士の横顔にも見えたり、
「岡」がおなかのように見えたり、
最後のハネがしっぽに見えるためか、
ペンギンのようにも、やせたトトロのようにも、
タツノオトシゴのようにも見える。


そして、まっすぐ縦長というのも、自分の世界観があるようで、
なんとも興味深い。


また、サインではないが、
草なぎさんは、苗字のなぎの字に「刀」があり
(私のブログはフォントの都合上、文字化けするため入力できないが)、
剛の部首も「りっとう、かたな」があるというところから、
草なぎさんってやっぱり名前からして、武士っぽいのだと思った。


もしかしたら、私がしっぽだと思っているところは、
刀をしゅっとしたところで、
切れ味よく最後に書ききっているのかもしれないが、
ペンの使い方に温かみがあり、キレより朗らかさが出ている。


ここまで読まれて、
なんでこんなことを大真面目に書いているのかと言うと、
サインひとつとっても個性がでるのだと、
SMAP5人のサインを見て思ったのだ。
5人分まとめて見たから余計にだろう。


芸能人でない自分は当然ながら、サインをしたことはない。
あって、せいぜいクレジットカードのサインくらいだ。


ましてや、色紙に大量にとか、
個性を発揮したサインを書くとか、
サインをもらって喜ばれるとか、
そういう気持ちすら想像がつかないため、
サインってどうやって今の形になったのだろうと考えると面白い。


たくさん書くがゆえに洗練されていくのか、
たんに速く書いていったら簡略化されたのか、
そういうことは経験もないし、
サインの練習もする必要性もまるでないので、全然わからないのだ。


でも、筆跡とはまた違った個性が出ていて、おもしろくて、
今日のテーマに選んだ。


そこで、ほかのメンバーについての印象も書きたい。
木村さんは、ぱっと見て、
文字なのに、×△〇が全部あるような華やかさで、
まるですべての多様性を受け入れるよというような、
どっしりと、面積も使うようなサインだなと思った。


そして、△のように見える部分が、テントというか、
家のようなのだ。
木村さんはよく、ウチら、という言い方をされる。
それが伝染して、以前よりもほかのメンバーも、
ウチらという機会が増えたような気がする。
木村さんにとって、
ウチと呼べる仲間やチームは大事なもののように思えるため、
その気持ちが出ているような形に見えるのだ。


△のホームのなかは、わりと空白があり閉じた空間ではなく、
むしろドアは開けてあるからいつでも入っておいで、
入る場所はあるよとなかに手招きするような、
愛情の深さを感じるサインなのだ。


次に中居さんのサインだが、
中居さんはずいぶんさっぱりしたサインを書くなぁと思った。
当初はサインがめんどくさかったり、嫌いなのかと思った。


でも、だんだん見ていくうちに、凸の形が気になり始めた。
座標軸の上半分のような、やじろべえや平均台のような、
バランスを中心でとるような形をしている。


そして、地に足をどっしりつけて構えている感じ、
守るべきものははっきりしていて、
下半分は、自分が守ると決めたものは絶対に譲れないとも見える。
防波堤とかゲートみたいなものを感じる。


でも上半分は、フルオープン、なんでも状況を受け入れるよ、
というかのようにすっきりとしているのだ。
柔軟性と決意が入り混じったようにも見える。
それから、中居さんは極端にサインに使うスペースが小さく、
気を遣う人なのだなぁとしみじみと思う。


それから、木村さんと中居さんは、サインに兄貴感が出ている。
苗字のほうが印象深いサインで、中居さんは完全に苗字のみだ。

稲垣さん、草なぎさん、香取さんの下の名前が印象深いのと、
違って見えるのだ。
下で呼ばれることが多いお三方は、自然とそうなったのだろうか。


もう、誰も正解などを持っていないことをいいことに、
もう少し書き進めようと思う。


次に稲垣さんのサイン。
筆跡で描いた繊細さとは異なり、
おおらかな曲線で、左側のGの丸の印象が大きい。
でも、木村さんのサインほど大きな〇ではなく、
ちょっと楕円の細身で、左は大胆で右はさっぱりとしている。
明るい性格と、自分のペースを乱したくない部分が、
サインの左右の違いで感じる。


香取さんのサインは、そのときのSMAPの香取さんの
立ち位置によって変化しているような気がする。
今のサインをみた感じだと、香取さんのサインには、
SMAPを絶対に解散させたくないという気持ちや、
香取さんがSMAPのバランスをとっている役割とかが、
表れているように見える。


理由は、香取さんは「SMAP」と自分のサインにいれて、
Sの部分を慎吾のSとかけているからだ。
それから、きゅっとくるくると曲線を器用に使って、
きゅきゅっとすきまがほとんどない書き方をしている。


人見知りとご自分で言うように、
この5人でしっかり固まっていたいというようにも見える。
ぎゅーっとしているのだ。

そして、香取さんのサインには遊び心がありかわいい。
香取さんのサインはものすごくセンスがよく、
アートな感じすらするかわいらしさだ。
なめらかすぎてもはやイラストみたいだ。


草なぎさんのサインは、自然体で書いていて、
きっと格好もつけてないだろうし、
ましてやキャラクターっぽくなんて狙ってないだろうけど、
キーフォルダーにしてぶら下げておくだけで、
癒されそうなそういうかわいらしさがある。


サインの分析をするかたが現実的にいるのかはわかりませんが、
5人分で何かを考えていくと、草なぎさんの不思議な部分が
解けることがある。
草なぎさんのサインの伸びやかな曲線を見ていると、ほのぼのする。
このほのぼのした印象も、5人での対比で強調されたのだと思う。


そして、縦のラインはおもいっきり使うけれど、
横の領域はほとんど使わず、木村さんの三分の一くらいしか、
幅をとっていない。
興味のある領域は深堀する研究者肌だけど、
興味のない左右の領域は無関心みたいにも見えて、
サイン一つでも、個性が出るのではないかと思っている。


SMAPについてサインの感想を書くのは、
先にメディアで五人の性格や関係性を少し知っているから、
こじつけと言われればそうかもしれない。
それだって、いいと思って書いた。


くだらないかもしれないし、思い込みかもしれないけれど、
草なぎさんのサインの朗らかさが何回も笑えて、
不思議で不思議で、
今日書いたようなことを何回も考えていたので、
いったん形にできて大満足です。


お手元にサインがある幸せなかたは、
これをどう見るのでしょうか。


いつ見てもにこっと笑えるサインを書いているなんて、
もう、草なぎさんは、こういう細かいポイントにすら、
人を幸せにする力が宿っている。


そういうかただから、
神様はサインをたくさんする役割を、
草なぎさんに与えたんだろうなと思う。


では、また。