草なぎ剛さんの誰かを呼ぶ声

こんにちは、検索迷子です。


草なぎさんの声について、また書いてみようと思う。
以前、
草なぎ剛さんの声の距離感
草なぎ剛さんの声と胸筋
を書いたが、書けば書くほど切り口がもっとある気がしている。
ただ、あまり大きく分析しようとしてしまうと、
逆に書けなくなってしまうので、今日は少し軽めに書きます。


草なぎさんが誰かを呼ぶ声には、
感情がこもっていると思うことが多い。
誰でも、相手との距離感によってそうなるかもしれないが、
草なぎさんの声質の良さや、性格の素直さが、
呼びかけの単語の短さのなかで際立ち、
もの凄く耳に残ることが多い。


発声の長さとか、トーンが相手との距離感で違うし、
そこに込められた親愛とか、
尊敬の思いまでが声の息に内包されているのだ。


ひとつめは、
香取さんを呼ぶときの「慎吾」という呼び方。
音としては単音になっている。
自分に置き換えて考えると、身内感の強い人は、
相手を呼ぶときにささっと呼ぶことはないだろうか。
本当はアイコンタクトとか、ねぇ、あのさ、だけでも伝わると
信頼関係ができているとき、自然と呼びかけは短くなるのだろうか。


少し対象はそれてしまうが、
中居さんがメンバーを呼ぶときも、
呼びかけが極端に短いと思うことがある。
最近は苗字呼びが多いが、
木村、吾郎、剛、慎吾、とさっと呼びかけている。
数多くのMCをしている中居さんにしては、
この短音呼びは本当にめずらしいし、はっとさせられる。


ふたつめは、
タモさん、ゴロさんのように、
ちょっと甘えを乗せた親しみの呼び方。
4音で転がすように呼んでいる。


みっつめは、
中居くん、木村くんと呼ぶときの、敬意がこもった呼び方だ。
ジャニーズ間で、くん呼びはほかのかたにもするが、
この二人を呼ぶときの語尾は本当に独特だ。
親しみと尊敬と少しの恐れ、畏敬のようなものがまざり、
でも、身内だという安心感もふくまれたような語尾。
ここが深い息になって乗っているのだ。


よっつめは、
役者さんとしての呼ぶ声。
声を使い分けながら、でも役ごとに安定した声。
僕の歩く道での、みやこちゃんという呼び方のバリエーションに
みられるように、
なぜ、呼びかけだけでこんなにも違うのかと、
毎回毎回見入ってしまった。


今日はちょっと細切れの時間に書いているため、
結論付けることは書けないが、
草なぎさんの誰かを呼ぶ声に、
自分も誰かを呼ぶときに感情がふわりと乗ってしまているのではと、
気づかされたり、発見したりさせられる。


草なぎさんファンのかたなら、
誰もが憧れると思うけれど、
自分の名前を呼んでくれるとき、
どんな声で呼びかけてくれるのか、
やっぱり聞いてみたいと思ってしまう声だ。


そう、やっぱり、短音呼びされたいなぁと思ったりして。
硬質なトーンでではなく、思いっきり短く。


今日は尻切れトンボのような、
ほわっとした内容でした。


これを書こうと思ったきっかけが、
実は、黄泉がえりの、葵、という呼びかけだったのですが、
これを語るのはちょっとシーンの分析がいりそうだったので、
とりあえず今日は、一つの仮説として、呼びかけの声を試し書きしました。


声のバリエーションとして楽しいのは、
中居さんを呼ぶ声ですかね。
聴ける機会が多いので、そのときの心の動きが、
微妙にわかる気がしています。



では、また。