忘れていたものを思い出す

こんにちは、検索迷子です。


休みがとれて、
久しぶりに過去の自分が好きだった、時間の過ごし方ができている。 


そんなに長くはなかったはずだが、
自分がいかにしばらく、仕事ばかりで、
本当に休暇と呼べる時間を過ごしていなかったかがわかった。


仕事とは関係のない本を読み、
雑誌をめくる時間一つとっても、
いったいどれくらいぶりかと驚く。


そんなに仕事漬けで過ごして、
自分はどれだけ豊かな気持ちを育んでいけたのだろう。


収入ややりがいにはなっている。
でも、反比例するように自分の時間はなくなり、
殺伐と毎日を過ごす。
大事な時間も毎日手を抜くようになり、
仕事のためだけに今日と明日をつないでいた。


好きで得意で、仕事と志向に境目がないことならまだしも、
たぶんそれは違う。
むしろ自分のタイプの真逆をいくような仕事を今はしてる。


ゆっくり時間がとれるようになり、
忘れていたものを思い出すことが増えた。
自分が好きなもの、得意なものはこれだった、
これがやりたいと思っていたと、
くっきり浮かび上がってきた。


だからといって、
今のところ何か行動するかはさておき、
時間を経て、やっぱり自分はこういうことが好きだと気付けたのは、
良かったと思う。


どんなに流れに任せて、方向転換しようとしとも、
心の底には、自分が譲れないものがあった。
その方向に向けて、
ゆっくりとでも、現実を軌道修正しようと思った。


がんばって運命を受け入れて、
変わろうとする時間にも意味はあったが、
自分の本質はそんなに変われない。


変わろうと努力してきたからこそ、
自分のなかで、これだけはなくしたくないものが、
よりクリアになった。


忘れていたものを思い出せるほど、
心身ともにやっとリラックスモードに入れて良かった。


丁寧に生きよう。
忘れないよう、今度は、行動に変えよう。


違う道を必死に走ってみたからこそ、
今日の気づきがあった。
どんな寄り道や挑戦にも、
正しい方向に誘導されている意味がある。


できれば、迷わず、短時間で進みたいけど、
忘れていたものを思い出すなら、
寄り道もいい時間だった。


好きで得意なものに向かっていこう。


大掃除とともに、心の澱もきれいにして、
シンプルに生きようと思った。


そんな簡単なことさえ見失うほど、
仕事に流されてはならない。
ただ、それだけの発見をするために、
どれだけ時間を費やしたのか。


正しい方向へ。
見る方向は、そこだけでいい。


では、また。