同じような時間

こんにちは、検索迷子です。


年末になると、不思議な錯覚をする。
毎年、自分を取り巻く環境が変わり、
人間関係も仕事も変わっているのが、
年末になるとすっと、同じような年の瀬みたいなところに落ち着く。


去年とも、一昨年とも、
もっと前とも、何もかもが変わったと思う一年ですら、
年末はいつもこうだったなと思い返す。
まるで、昔の自分がタイムスリップしたかのように、
同じような時間に自分がいる。


外的環境はさておき、自分はあまり変わらないのかも、
そう思う。
変化を望むことも、避けることもしてなかったが、
蓋をあければ、なぜか同じような時間にいる。


それがいいのか、悪いのかはわからない。
いろいろあっても、こんな感じかなとも思う。


同じような時間に身をおきながら、
来年はどうなるのかと考える。


先の自分なんて見えなくていいけど、
見え過ぎてしまうのもつまらない。


同じような時間を心地よく思うときもあれば、
これじゃいけないと思うときもある。
今年は特に、人間関係にどっぷり浸った年だったからこそ余計に、
静かに年末を過ごせているのが、
不思議であり、自分が望んだからそうしたようでもあり。


快適な時間を無意識に確保したのかなと思う。
同じような時間が、一番かけがえのないものなのかもしれない。


なくしてはいけないものが、
年の瀬に、しん、と残ってる。
良かったなと思う。


では、また。