草なぎ剛さんと木村拓哉さん

こんにちは、検索迷子です。


木村さんのお誕生日のお祝いメッセージが流れるのを、
Twitterでながめながら、
自分もコメントをしようかどうかと考えて、
ちょっと恥ずかしくなってやめてしまった。
でも、やっぱり少し書きたいなと思って、
ここで書きます。


以前にも少し書いたが
自分が一番最初にSMAPさんで興味を持ったのは、
音楽番組で軽やかにジャンプしたり、
パフォーマンスをする中居さんだった。


でもファンだと自覚して、
周囲にも公言するまでだったのは、
木村さんが最初だった。
その当時のことも以前書いている。


草なぎさんのことを書き出すようになって、
私が唯一行ったSMAPさんのライブが、
いつだったのか、何のツアーだったのかを
どうしても知りたくて、
当時私を連れて行ってくれたひとに15年ぶりに
連絡をした。


メアドも変わっていたがケータイで連絡がとれて、
そのひとは、私の記憶をもとに細かくどのツアーか、
教えてくれたのだ。
でも、ご本人はいろんなライブに行っているので、
私と行ったのがどれかを調べてくれるのが
相当たいへんだったようで、
そこは本当に感謝している。


覚えていたことと言えば、東京ドームで大雨で、
何のアルバム曲だったかということと、
人生で初めて買ったペンライトの形だった。
うちわを買ったかどうかは記憶がなかったが、
このうちわですかと画像を見せてもらった
写真には見覚えがあった。


行く前はファンじゃないのに大丈夫?とか、
年齢的に問題ない?とか、そればかり気にしていた。


行ったライブは、
1998年の『CONCERT TOUR 1998 "VIVA AMIGOS!"』だった。
ただ、日程が9月30日か10月1日か定かではない。
ばくぜんと、台風まがいのなか会場にいき、
ああ10月だなぁと思ったが、
10月が来ると思ったのか、10月が始まったと思ったのか、
まったくわからない。


席はアリーナで、
木村さんがトークをしているのが、
真横から見えて、後光がさしていた。
今思えば、表情が見えるものすごくいい席だった。


それで雷に打たれたかのように、
木村さんのことを見始めるようになり、
以前書いた駅貼りのポスターをとか、
当時木村さんがしていた、
カルティエのラブリングも買ったくらいだ。


よく周囲から、彼にもらったの?と聞かれたが、
木村さんと同じだから買ったのと受け答えをして、
周囲からそういうキャラじゃないのにと笑われた。
でももう、その指輪は手元にはない。


しばらく知人からビデオをたくさん借りてみたり、
自分でも購入するようになったり、
一年間だけファンクラブに入ったりしたが、
翌年のライブに落選して、それからなんとなく
テンションが下がり、結婚されるときには、
それほどショックでもなくなっていた。


でも、そういう流れがあって、
テレビをあまり観ない自分は、唯一、
月曜のスマスマだけはずっと観ていた。


昔の木村さんの映像を観ていると、
以前の自分の暴走(今から比べると)が、
ちょっとほろ苦く思い返される。


でも決定的に木村さんから心が少し離れたのは、
自分が犬を飼ってからかもしれない。
どこかの記事で、
木村さんの弟さんのインタビューを読んだ。
アメフトでご活躍だった弟さんの引退後だろうか。
その写真を見てびっくりしたのが、
木村さんの愛犬のボニータちゃんと海沿いを
走っていたのだ。どうして?と思った。


記事には、
結婚することになって飼えないから、面倒みて、
と犬を託された、みたいなことが書いてあり、
あ、そっか。ボニータちゃんを手放しちゃったんだ、
と思うと、少し悲しい気持ちになったのだ。
うろ覚えだから、事実と違って誤解があったら
すみません。
でも、当時かなりショックだった。


と、ネガティブなことを書きたいのではなく、
私が木村さんに悲しい気持ちになったのは、
この一回だけなのだ。


ずっとスマスマを観ながら、
木村さんを観ていた視線が、
いつしか草なぎさんに移り、
スポーツ対決でも、木村さんを脅かす身体能力の
草なぎさんという見方から、
切磋琢磨しあい、ともに戦う武士同士のように
思うようになってきた。


木村さんのそばにいる草なぎさんではなく、
ともに魂をかき立てられる存在として、
お互いがお互いを必要としているように見えてくる。


木村さんは負けず嫌いとご自分を言っているが、
SMAPのなかでその負けず嫌いを出す相手は、
スポーツ対決での草なぎさんに見えることが多い。
そして、弱みを見せないように歯をくいしばる、
最後の力を出させる存在が草なぎさんのようにも思う。


草なぎさんは草なぎさんで、
弱くなったりあきらめそうな心のとき、
気持ちをリセットして、
集中力を再点火させてくれる存在として、
木村さんを見ているように思う。


どちらも、お互いの存在がそばにいるときと、
いないときと、がんばれる最後の力の出方が、
なんとなく違って見えるのだ。


剣道という一対一で戦う魂を鍛え抜かれ、
心技体が研ぎ澄まされ、
勝つことに神経を張り詰めるような、
強い、そっくりの精神でつながっていて、
その硬い絆は、心を打つ名勝負シーンを
たくさんうみだしてきたと思う。


たとえば、トライアスロン
たとえば、お仕事ロケをかけた草なぎさんが
圧倒的に強かったゲーム、
バスケットなど、
まるで体育会系の部活の先輩後輩のように、
いろんなシーンに、二人の魂がタッグを組み、
結果に集中する場面が見られた。


木村さんがゲッターズ飯田さんの占いで確か、
ライバルがいるほうが燃える、というような
ことを言われていたと思うが、
身近にいながら一番のライバル心が見えるのが、
気のせいか草なぎさんが多いようにも思う。


つらつら書きながら、
自分の興味が草なぎさんに深くなり、
でも、草なぎさんを観ているということは、
木村さんも同時に観ているんだなと思うと、
ずっと気になる存在で、頼もしい存在だと思う。


昔ファンだったときに、
木村さんのどこがいいかと聞かれて、
私が答えていたのは、
ルックスがいいのに、
日本の頑固おやじの典型みたいな正義感と、
アイドルなのに周囲にこびず、
自分の考えをはっきり言うところ、
と言ってたような気がする。


そして、今でもいいなと思う一言は、
最前線から逃げない
と言った発言だ。
負けないというだけでなく、
最前線から降りないという覚悟と、
それに劣らぬ実行力が本当に凄い。


木村さんはもはや、尊敬するというのが
ぴったりするくらい、人格もお仕事の
実績もすばらしい。
いまでも応援しているし、いまでも
好ましく見させていただいている。


でも不思議なことに、
草なぎさんを分析するように、
細かく書こうという気持ちには今はなっていない。
何が違うのかわからないけれど。


草なぎさんを中心に映像を観るようになった今、
草なぎさんの目線で、
木村さんの存在に感謝したいような気持ちになる。


日本のタレントさんの宝ともいえるような、
巨大な存在になったけれども、
ずっと変わらぬ魂の持ち主であってほしいと思う。


そして、草なぎさんには、
木村さんの魂に火をつける身近な存在で
あってほしいと思う。


木村さん、お誕生日おめでとうございます。
ファンのかたも、ご家族も周囲のかたも、
誰もがそう思っているでしょう。


でもSMAPさんのメンバーこそ、口にはしないけれど、
日本一の男と言われる木村さんに、
生まれてくれてありがとう、
出会わせてくれた偶然にありがとうと、
心で思っているように見えてならない。


木村さんのことをこれほど語るのは、
やはり照れてしまうようで、
草なぎさんのことと一緒に書きました。


普段、木村さんのことを書かないので、
ファンのかたから見て誤解や、
不快な表現があったらすみません。


ボニータちゃんのことも、実は、
草なぎさんが「クイズ草なぎ剛」で、
木村くんが飼っていたラブラドールが飼いたい、
という発言を聞いて、
あ、草なぎさんが犬が欲しい原点は、
木村さんなんだと思うとすごくうれしくなった。


だから、仮に手放した時期があったとしても、
愛情を注いで、それが周囲にもあふれるほどで、
それを見ていた草なぎさんが犬が欲しくなるなんて、
もう、その犬思いの深さが十分伝わり、
いまではそのときの悲しさはなくなった。


武士の魂だけでなく、犬がかわいいという気持ち
まで、アニキの背中を追いかけているみたいで、
その草なぎさんの発言の瞬間、
木村さんありがとうと思った。


最後に、
私はかっこいいと言われ続ける木村さんに、
かっこいい、以外の単語で木村さんを
表現できる言葉はないのかとずっと探している。


かっこいいに含まれる意味は発言者によって
いろいろあると思うが、
木村さんがあまりに、かっこいいとばかり表現されて、
ご本人ももっと違った賛辞とか、
具体的に何がとかを知りたいように見えてならない。


だから、いつか、
木村さんってかっこいい、という言葉以外の、
木村拓哉という存在を表現する言葉が見つかったら、
また、木村さんを話題にしたいと思う。


しつこいですが、今は木村さんファンと
言えるほどではまったくないので、
間違った記憶などがありましたら、すみません。
でも、まるで昔好きだったひとのことを話すように、
思った以上に語ってしまいました。


では、また。