区切りのための、さよなら

こんにちは、検索迷子です。


さよならを言わずに済むなら、
言わずに立ち去りたい。

さよならを言うことで、
これは、さよならなんだと認めることが確定してしまい、
もう過去のどの場所にも戻れないと、
丸ごと受け入れるしかないと思うときが、
何よりも重たい。


それでも、言わなければ先に進めない。


さよならを言える場があるなら、
言ってしまったほうがいい。


喪失の悲しみを直視することでしか、
踏み出せない一歩がある。


区切りをつけるために、
今ここから違う時間を見つけるために、
しっかり終わりはここだと、
自分も相手にも周囲にも、見せていくしかない。


白黒はっきりつくくらいなら、
もともと、迷うことなんてない。

白黒はっきりしないから、
だから、今、ここに終わりの線を引く、
そう自分と約束が必要になる。

区切りをつけることで、
さよならが浮かびあがる。


この、さよならの先に、
喪失の悲しみの先に、
明日への光が見えると、
あかりを灯す場所はここだと、
喪失を明日につなげ、
明日も普通の一日を過ごせるよう、
区切りをつけるしかない。


区切りたい。

これで、さよならなんだと、
笑って、さよならと言いたい。

区切れないばかりに、
喪失にとらわれて、どこにも行けないくらいなら、
今、区切りたい。


さよならと、ぱたんとドアを締め、
ずんずん先に歩きたい。


何か具体的なさよならを抱えてるわけではないけど、
常に、区切りたいものがあるようにも思う。

さよならと区切り、
その先に、
未来方向に、
歩きだしたい。

では、また。