こんにちは、検索迷子です。
俳句にあまり関心を持ったことはないのだが、
この一冊で俳句に対する考えが少し変わった、
という本がある。
それが、
黛まどか(まゆずみまどか)、茂木健一郎(もぎけんいちろう)著、
『言葉で世界を変えよう 万葉集から現代俳句へ』、
東京書籍刊だ。
- 作者: 茂木健一郎,黛まどか
- 出版社/メーカー: 東京書籍
- 発売日: 2010/07/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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俳句が制約の文学だと思って、
そこで表現できるものは少ないと思っていた。
でも、逆にそこで表されるものの可能性が大きいとわかった。
短い言葉の制限だからこそ、
季語を使い、切れ字を使い、
物事をそのままとらえることにより、
感情を拝し、事実だけを伝える。
そして、そこに余韻がある。
俳句はだから、多くの人に愛されるのだと、
お二人の対談や文章を通して知ることができた。
俳句を作りたい気持ちなるというよりは、
俳句というものの見方が変わった気がする。
もう少し読み込みたい一冊だ。
では、また。