こんにちは、検索迷子です。
以前、『史上最高のセミナー』を読んだ際、
ジャック・キャンフィールド、マーク・V・ハンセンの『こころのチキンスープ』が気になっていたため、本作を読んでみた。
- 作者: ジャックキャンフィールド,マーク・ビクターハンセン,Jack Canfield,Mark Victor Hansen,木村真理,土屋繁樹
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 1995/07/01
- メディア: 単行本
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ちなみに、『史上最高のセミナー』では二人は次のように語っている。
第2章 マーク・ビクター・ハンセン(こころのチキンスープ)
「収入の一割を納めた瞬間、『世の中』全体が自分に向かって開かれる」
第4章 ジャック・キャンフィールド(こころのチキンスープ)
「自分の人生に100パーセント責任を持つ」
今日は、何作か邦訳が発行されているうち、
まずは最初の『こころのチキンスープ−愛と奇跡の物語』を手にした。
本書は、講演会を中心に語られた内容を再録したもので、
繰り返し語られた、心にしみるストーリーが多い。
どれもが珠玉の話であり、読み応えがある。
そして、はっとさせられる言葉の宝庫だ。
いくつかを紹介していきたいと思う。
エピソードとして登場する人物も著名人もいれば、
一般の人や作者不明といったものもある。
それでも、語り継がれたエピソードは、
何か普通にありそうで、特別な出来事が多い。
日ごろ、何かを見落とし、
何かに心を奪われずにやりすごしていることを、
この本は立ち止まって考えさせてくれる。
マザー・テレサの愛
本書は、メインとなる話題の枕として、名言を使っているケースが多い。
あらかじめお断りしていきますが、
章とタイトルは本書のものであり、引用されているもののタイトルではありません。
たとえば、次に取り上げるマザー・テレサは、
マザー・テレサがメインの話ではありません。
その世界観をもとに、
一般の方たちの体験をエピソードとして伝えていくという形式です。
第一章 愛の力
スラム街の奇跡行く先々で愛をふりまきなさい。まずは、自分の家からはじめ、子どもたちに、伴侶に、そして隣の人に愛を与えなさい。あなたに会いに来る人を幸せな気分にして帰しなさい。神のやさしさをあなたが身をもって示しなさい。あなたの表情にも、まなざしにも、笑顔にも、心をこめたあいさつにも、神の優しさを宿すことによって。
同章
ほほ笑み
あたたかいほほ笑み……
妻に夫に子どもに
そしてすべての人に
ほほ笑みかけなさい
ほほ笑みは心に愛を育てます
愛をふりまき、ほほ笑む。
こういうことだけでも、ごく自然に行動できなかったりする。
愛の大切さは、まずはほほ笑みから。
愛をふりまくことで、変わる風景があると信じて。
では、また。