出発(たびだち)の歌 −宇宙へ

こんにちは、検索迷子です。


今日、しばらく抱え込んでいた重たい荷物を整理しました。


すごく大事だと思って、数年渾身の力を込めて取り組んでいたことですが、
いざ整理を始めてみると意外と中身はスカスカでした。
一度保有したばかりに、過剰に大事なものだと思い込んでいたようです。


たんたんと事務手続きをしながら、過去を振りきろうとしていていたようで、
私の頭のなかには、
『出発の歌(たびだちのうた)』がずっとリフレインしていました。


とくに私は、以下のフレーズが好きです。

愛の形が壊れた時に
残されたものは 出発(たびだち)の歌

さあ今
銀河の向こうに飛んでいけ

そして、最後の部分で、とても気分が高揚します。

さあ今 宇宙に
さあ今 未来に飛んでゆけ

今回のことは、恋愛ではなく仕事ですが、
そのことを大切にしていたという点では、擬似的な愛情がありました。

出発の歌 〜失われた時を求めて〜 上條恒彦・六文銭 歌詞情報 - goo 音楽

音楽日めくりYAMAHA小室等


この歌は、中学校の合唱コンクールの定番曲で、
私のクラスでは歌ったことがないのですが、
他のクラスの歌を毎回聴いているうちに歌詞を覚えてしまいました。


正確なタイトルも、どなたの歌かも、今日まで知りませんでした。
タイトルの字も間違えて覚えていたようでした。


今日検索するまで、
『旅立ちの歌』だと思っていたら、
『出発の歌』と書いて『たびだちのうた』と読むことを知りました。


調べてみると、
歌手:上條恒彦六文銭
作詞:及川恒平
作曲:小室等
著名な方たちが手掛けた作品ということも知らず、歌っていたのですね。



子どものころは意味なんてわからなかった歌が、
大人になって切実にせまってくる瞬間がある。

なぜか口ずさんでいたりする。


歌は偉大だなと思うし、
歌詞はいつの時代でも、人の心を映す鏡のようなものだと思いました。



私は、今日、精神的に出発点に立ち、
この『出発の歌』を何度も口ずさみながら、
過去を整理しました。



あのころ、こんなシーンでこの歌を歌うとは思わなかったけど、
歌があってよかったと思いました。


宇宙にいけるような未来に向かおうと思います。


どんなにつらく、捨てがたい過去でも、
目が覚めれば昨日になる。


だから、未来に向かおうと思いました。

ふと気づけば、母校もちょうど卒業式を終えた時期でした。


あのとき描いた未来に、私は少しだけはずれているけれど、
きっとまた、新しい未来を創造できると自分を信じて進みたいと思います。


あなたにもそんな、出発と、旅立ちの時間を。
そして、未来へ。


では、また。