RADIO FISHのダンス記事まとめと、中田さんのダンス


こんにちは、検索迷子です。


RADIO FISHのダンスパフォーマンスについて、これまで3つ記事を書いた。
Twitterのタイムラインでバラバラに流れてしまうため、まとめて読みたいというお声もいただき、リンクを下記に一か所にしておく。


また、次の見出しでは中田さんのダンスについて、新たに追加で書き足した。


RADIO FISHの『ULTRA TIGER』の熱量
RADIO FISHの『ULTRA TIGER』のダンスの秀逸さ
RADIO FISHの『GOLDEN TOWER』のみどころ

中田さんのダンスは、全力度合を完コピする

おもに過去記事は、ダンサー4人のかたに注目したものだった。
でも、このパフォーマンスを真似して踊ろうと思うなら、何よりも中田さんの完コピがどれだけできるかにかかっていると思う。そこで、面白さや完成度がずいぶん変わると思っている。


なので、中田さんのダンスについて、少しだけ書き足しておきたい。
スキルマスターと呼ばれる4人は、基本的に楽曲中ずっと踊っていて、そのなかで流れるようなダンスとメリハリを見せてくれる。


対して、中田さんは待機時間が多く、瞬発力の爆発性が最大の武器になっている。ダンサーさんたちが、ずっとリズムを刻み続けている、「線」のような動きをしているなかで、中田さんの動きは「点」にこだわっていくと、美しさが際立つように思う。


たとえていうなら、パラパラ漫画のように、ワンカウントごとに全部振りを入れるような感じだろうか。静止したパーツを組み立てるように、面白い動きをワンカウントごとに当てはめて、それが楽曲に乗ると結果的に、パラパラ漫画のような仕上がりになりそうに見える。


ダンサーさんたちは、ワンカウントごとというよりも、表打ちと裏打ちのリズムを含め、どこの振り付けにも、カクカクした感じはないほど動作が連続して音に乗っているが、中田さんの動きは、むしろコマごとに区切ったほうがメリハリが出て、面白味になりそうだ。


そして、とにかく、腰をがっちり落とし、膝やひじをしっかり入れることに尽きるだろう。ダンサーさんももちろん静止動作の体重移動はきれいだが、連続した踊りがあるため静止状態から、次の動作へのなめらかな美しさのほうが引き立ってしまう。


これはお笑いのカテゴリの楽曲だと考えると、笑ってこそなんぼなんだろうと思う。


だから、ワンカウントごとに笑わせようという勢いでいったほうがいいのだろう。待機時間で蓄えていたものを爆発するかのごとく踊る、中田さんが一番、体重を入れて静止ポイントが強調されているように思う。


腰の入れ方がとても深く、膝の入り方もしっかりして、反動の効果がとても良く出ている。エネルギーがあふれている。


決めポーズの指や首の角度と留めは特に、ふにゃふにゃになっては元も子もない。ほかの箇所が踊り切れなくても、もう、それこそ一点集中でここは振り切ってやったほうがいい。中田さんが鏡の前であらゆるポージングを研究して、試行錯誤しつつ産み落とした完成形のポーズは、そのまま恥ずかしがらずに真似した方ががぜん面白い。


と、踊る予定はまるでないし、今日はリンクだけ貼ってアップするつもりが、やはりRADIO FISHのダンスが好きなのだろう、語ることは尽きない。でも、今日はあまり時間がとれないため、消化不良だがいったん打ち切る。


いまは、体育祭シーズン。
ダンスが授業にある学生さんが、ほんの少しうらやましい。


せめても、ながめて楽しみ、書いて楽しむ、そんな秋の一日。


では、また。