SMAP同士のモデリング効果に手が止まる

こんにちは、検索迷子です。


SMAPのラジオを聴くようになり、時折はっとすることがある。それは、メンバー間で声が似ていると思う瞬間が何度もあるのだ。


今日は、身近な人や好意を持っている対象に、しぐさが似てくるという「モデリング効果」と絡めて、少し感想を書きたい。


SMAPのことをブログで書き始める半年前までは、ほとんどテレビを観ない生活だったが、いまはSMAPの番組を少しずつ観るようになってきた。そして年明けくらいからは、SMAPメンバーそれぞれのラジオも時間が許す限り、リアルタイムで聴くようになった。


ラジオを聴く習慣がついて、ずっと書いてみたいと思っていた感想に、SMAPは、声や話し方が似ていると思う瞬間が結構ある、という不思議さがあった。


たとえば稲垣さんのラジオを聴いていて、あれ、今のは草なぎさん?とか、木村さんのラジオで、今の話し方、中居さんみたいだったなぁと思うことがあり、「あれ、私、いま誰のラジオを聴いていたんだっけ?」と、思わず、番組名を確認するために、ながら視聴していたスマホで確認してしまうくらいだ。


声のみのラジオは、ある意味、表情がわからない分、その人となりが素の状態がでることがある。私は、趣味でボイストレーニングをしているが、ぼんやりとして素の状態で声を出しているときと、何かを伝えようと思う時は、まったく違う声が出る。だから、SMAPのラジオを聴き始めたことで、今までテレビだけで受け取っていたものとはまるで違う感覚を持つことも多い。


何気ないときに、SMAPのメンバー同士の声とか、言い回しって似ていることがもしかしたらあるのかなと思ったりもする。草なぎさんと中居さんの「これが一番、なになにかもしれない」といった言い回しも似ているような気がする。これは、モノマネとかではなく、本当に体にしみついたものとして、という意味で本当に興味深い。


カウンセリング学や、心理学の用語に「モデリング効果」というものがある。または「モデリング」ともいわれるようだ。


簡単にいうと、一緒にいる時間が長い、身近な人と表情が似てくる、ということだ。
小さい子どもは親御さんから受ける影響は大きいし、長年連れ添ったご夫婦や、飼い主とペットは似てくる、ともいわれる。また、芸能人のファンのかたが、芸能人に憧れて、しぐさや行動の真似をするということも含まれるようだ。なかには、口癖が似てくるというのもあるだろう。


たまにSMAPが5人で、他の人たちと一緒にいるとき、5人でいるとなんと空気が似ているのだろうと思って、驚くことがある。まったく個性が異なりながら、でも、大勢のなかにいればいるほど、5人だけベールで包まれたように同じ空気を発している感じがする。この感覚は、私がブログでSMAPのことを書き始める前から、ずっと変わらずに持ち続けている。


似てるという話を書くと、それは偏見かもしれないという怖さもあり、なかなか気軽に書けなかったが、この話題はもう少し事例を集めて、再度書いてみたいと思っている。いまは、電車内に長時間滞留することになって、急遽、軽めの記事を書いてみた。


私の空耳かなと思いつつ、でも、声の微妙な違いに以前よりも敏感になってきているので、今後もラジオを聴いて、ニュアンスをうまく伝えられればと思う。


身近な人に似てくるって、もはや理性とかではなくて、感性なんだろうなと思う。頭で考えることではないからこそ、好意を持っている人に似てしまうというのは、人の本心からくるもなんだろうと思っている。


では、また。