SMAPさんと与えあう生命と潤い

こんにちは、検索迷子です。


2週間ぶりに、SMAPさんの話題を書く。
年末年始の視聴でいくつかネタがありつつ、
何か書くきっかけを逸していた。


今日は、紅白のリハーサルでのコメントを
テーマに書くが、その話題の前に、
今、心を痛めているファンのかたに、少し
お礼を書きたいと思う。
いつもより大幅に長文となるのを、お許し
ください。


今日はSMAPさんのニュースの氾濫に、
気持ちがざわつく一日を過ごした。
テレビをほとんど観ないため、もっぱら
Twitterで情報を得たが、ファンの動揺、
気丈であろうとする姿、ファン以外の
反応に、SMAPさんの存在感を再確認した
日でもあった。


ニュースの内容は、コメントしようがなく、
多くのファンのかたと同じく、SMAPさん、
特に中居さんから真実が語られるまでは
うのみにすまいと思っている。


私はSMAPさんのファンでないとしながら、
昨年9月からたまたま、SMAPさんの話を書き
始めて、今数えたら46記事書いている。
読まれることを狙って書いたわけではなく、
単に自分が尊敬する気持ちを記録したくて
始めたものだが、書けば書くほどSMAPさんが
心情的に近しい存在となっている。


また、ブログを通してファンのかたと、
Twitterやリアルな場でつながりも増えた。
書くきっかけは偶然でも、書いたことで、
書くことへの自分の気持ちや、読み手が
意識することで、自分の何かが確実に変化
していて、書き出して良かったと思う。


私は誰かの熱狂的ファンになったことがなく、
ずっと不思議だったことがある。
それは、たとえば草なぎさんが「いつも応援
ありがとう」という発言などを聞いたときに、
SMAPさんはファンの応援をどういう形で実感
できているんだろうと思っていた。


ライブなどは2年に一度しかなく、ファンと
交流が少ない印象があったからだ。
だからそれは、見えないファンという存在に
タレントとしての常套句として言っているの
だろうかと思ったりもしたが、それは誤解と
だんだんわかってきた。


SMAPさんはファンを肌身で感じ、その応援を
励みに活動しているとわかる機会も増えた。
パフォーマンスの随所でそれがわかった。
ファンが心の目で見えているんだと思った。


それは、SMAPさんを応援し続け、SMAPさんが
「大切な存在」とひんぱんに口に出されている
かたたちが、私に注いでくれるやさしさでもあ
わかった。


見返りを求めない無償の愛、深い思いやり、
応援への労力、ファンとしてSMAPさんの名を
汚さないようなマナーと心配り、そして、
何よりSMAPさんを誇りに思う気持ちの深さが、
SMAPさんは、こんなに尊い清らかなこころを
ファンに授けてくれるのかと、びっくりさせ
られることが多いのだ。


私は自分目線の好きなことを書いているだけ
にもかかわらず、ファンのかたに、「書いて
くれてありがとう」と感謝していただき、
この数か月で、人生でこんなにありがとうと
言われたことがないと思うほど、SMAPさんを
書いたことで、温かさを受け取った。
見返りや評価を求めず書き出した先に、私は
お礼というギフトで山ほどいただいた。


だから、というわけではないが、今日ずっと、
ファンでない自分にできることは何だろうと
考えていた。
そして、単純な答えに行き着いた。


私はSMAPさんへの尊敬や美しい行動を機に、
純粋な記録として書き始めたのだから、
それをそのまま続けようと思った。


私たちはSMAPと同時代に生きている。
だから、いましか記録できない、いましか
形にできないこの時間を、言葉にしようと
思った。
この記事を書いたあと、明日なにが起きるか
わからない。
でもSMAPさんの美しく生きる人としての姿は、
すたれるものではなく、記録したい気持ちは
変わらない。


私はずっと、ブログにお礼を言ってくださる
かたが多くて逆に疑問だったのが、SMAPさん
ほどの長く活躍されているグループは、
自分が書いてきたようなことは、とっくに
誰かが言葉にしているのだと思っていた。


が、だんだんと、SMAPさんは社会的な存在で
ありつつも、意外と言葉にされてきていない
部分がいくつもあるのだと思うようになった。
それを、たまたま私が書いたのだと気づいた。
映像はいくつもあると思うが、私はとにかく
言葉でSMAPさんの良さを表現しようと、
自分のために言葉で記録してきた。


狙って書けるものではないし、誰かに与えて
もらうテーマでないだけに、自分の視点だけ
が頼りでありながら、いくつか書けたことで
私はこうしてときどき、SMAPさんの文字化が
自分に与えてもらった役割だと思っている。


書いてSMAPさんの尊さを表現した積み重ねが、
読んでくださるかたの共感につながったの
だから、私はやっぱり書こうと思う。


SMAPさんファンのかたに、私がこうして支えて
もらったことに感謝しながら、私がファンの
かたにできる、わずかなことができればと思う。


これまで明言してこなかったが、決意のような
ものを書くと、
私は、ファンのかたたちのやさしさに寄り添い、
喜んでいただきたいというのも目標だし、
そしていつかは、この検索迷子がSMAPさんの
タレント活動の小さな励みとして、一瞬でも、
間接的に人から紹介されるでもいいから、
目に留まってほしいと思っている。


それは見返りを期待しての欲ではなく、
もし、SMAPさんが何か自信が揺らいだときに、
ほんの一瞬でも、言葉で心を温めたいからだ。


会える存在かどうかは関係なく、言葉という
形に残して、素晴らしさを伝えたいと思って
いる存在がこの世の中に一人はいるという、
小さな小さな願いだ。


私は自分の内面にあるわずかな言葉を駆使し、
でも、この言葉ひとつで誰かの心を温めて
いけると言葉の力を信じている。


つらいことがあっても、嫌なことがあっても、
明日もまた生きて行こうという気持ちを持って
もらいたいとブログを続けているが、それは、
相手がSMAPさんでも同じ気持ちだ。
一人の人として向き合ったときと同じように、
仮にブログを読まれる状況があっても、
恥ずかしくないよう、言葉を綴っていきたい。
会えなくても、読まれたかを知らなくても、
真摯に言葉を綴っている自分であろうと思う。


できることを続ける。とにかくそれだけだ。
だからこそ今日、書こうと思った。


やっと本題となる、紅白リハのコメントに
ついて書こうと思う。

紅白リハのコメントに見る、5人のバランスの妙。


以前、SMAPさんのパラ駅伝の閉会式コメント
書いたが、今日はNHK紅白歌合戦のリハーサル
あとのコメントについて書きたい。


SMAPさん5人は、カジュアルな場面での会話も
楽しいが、社会性の高い場面で、しっかりと
したコメントをするのを聞くと、
その個性と役割分担の素晴らしさが際立つと
思っている。


この紅白リハーサルコメント、実は年末に
すぐに書きたいと思ったほど、自分の興味に
ぴたっとはまった。
だが、これは映像とか音声がないため、ネット
記事を頼りに分析をしてみようと思う。


記事は、複数出ているが、全文を掲載した
ものを参考にする。
なお、部分的に発言者と要約度合が違う
ため、発信元が違う二つを参考にした。
ネット記事が消滅しないよう、全文引用
させていただく。

[モデルプレス]
SMAP「イノッチの実家に行ったりしてた」「ずっと潤っている」<紅白リハ会見全文>

【モデルプレス】SMAPが30日、「第66回 NHK紅白歌合戦」のリハーサルを東京・渋谷のNHKホールで実施。今年、23回目の出場となるSMAPは「This is SMAP メドレー」を歌唱。リハーサルを終え、報道陣の取材に応じた。以下、会見のコメント全文。


― (リハーサルを終えて)今年の演出は音合せをしてみていかがでしたでしょうか?

草なぎ剛:すごいよかったです。戦後70周年なのでそれに合った演出になっているんじゃないかと。歌も良い選曲じゃないかなと思ってます。

― 良いなと思うところは他に?香取さんは?

香取慎吾:山田町と中継で繋いで頂けてのど自慢で伺った時に僕らも歌の力を改めて感じることができたので、そののど自慢で紅白が1つになれて嬉しい。

SMAPのメンバーとして今回のど自慢に番組に関わることが出来たということで何か変化はありますか?

香取:そうですね、歌の力を本当に知ることが出来たし、僕はスペシャルMCという形で1年間やらさせて頂いたんですけど、もしかしたら紅白(司会)来ちゃうかなって思っていたら…イノッチでした(笑)。

― (笑)。イノッチさんともう会えたんですか?

香取:いや、まだ会えてないんで。同い年なんでね。子供の頃よく一緒に遊んだりしてた。イノッチに「頑張って」って早く言いたい。

中居正広:相当仲良かったよね!

香取:仲良かった!2人でよく遊んでた。

― どんなことを?

香取:イノッチの実家に行ったりしてました。

― そういう意味では井ノ原(快彦)さんが司会を務めるというのはSMAPさんとしてどんな風にご覧になっていますか?

稲垣吾郎:井ノ原くんもそうですし、長いですからね、TOKIOの皆さんもそうですし、後輩もそうですけれど。でもなんか井ノ原くんに関しては日頃名司会ぶりというか本当に爽やかでこっちも見ててホッと出来るというか。だからすごい嬉しいですし、ご本人は緊張されてると思いますが、僕らに出来ることあるか分からないですけど同じ仲間として力になれればなと思ってますけど、盛り上げていきたいですね。

― 司会のアドバイスというか、注意何かありましたら…

中居:何もないです(笑)。イノッチ朝の番組もだけど歌番組なんだっけ?有働さん(由美子アナ)としていた『思い出のメロディー』見てたんですよ。うまいなと思って。何で出来るんだろう?って。そんな簡単なことではなさそうなんですけど「何でイノッチできるのかな?」って思って当時見ていたのは覚えています。誰か習ったのかな、教えてもらったのかなって思うくらい上手だった。紅白に関しても有働さんと一緒ですから心配ないかなと。

黒柳徹子さんも一緒ですが。

中居:楽しみ。黒柳さんがどこまで暴走するか分からないけど自由に黒柳さんはやってほしい。黒柳さんの魅力を全面に出してほしいなって思いますしイノッチ結構しっかりしなきゃなと思いますけど。でも楽しみ。

SMAPとしてこの1年振り返って木村さんはどうでしたか?

木村拓哉:それぞれがそれぞれの現場で責任を担ってきたと思うんですけど、1年の締めくくりとして、紅白歌合戦(に参加)。自分は京都と東京を行ったり来たりしてるんですけど皆さん業界ではない方々の会話を聞いてると、「紅白が終わってこの通りの人通りが増えて神社に行く」とか(聞く)。1年の年を越すとか新年を迎えるっていう生活のサイクルの中に、「紅白」という番組が自然に存在している。その浸透感が物凄いなって感じて。実際にNHKさんにお邪魔してこのあとオープニングのリハーサルとかエンディングとか総出演者が揃った上でやらせて頂くんですけれど、なんか自分たちも紅白のリハーサルだったりとかそのルーティンに参加できている事自体が物凄く名誉なことだなと改めて感じたし改めて再確認できる紅白ですね。

― 今年1年を振り返って漢字一文字頂けますか?

(香取、草なぎを押す)

草なぎ:そうですね…

中居:もういいんじゃないか、「草」。「草」「香」「稲」「木」で。

稲垣:実りあるね、地球と自然が一体化して。

― (報道陣が感嘆の声)おお〜。植物が多いんですよね。

稲垣:はい。生命と潤いを与えて。

草なぎ:エコロジーですね。

中居:木があって香りがあって草があって稲があるんですよ、前「森」(※元メンバーの森且行)があったんですけどね。

― (笑)。中居さんは?

中居:僕はその「中」にいるんです。

― おお〜。上手い。

中居:まとまりました?

稲垣:思ったより良かったな。

― でも、それは1年を通してずっとですもんね?

中居:そうですよ、ずっと潤っている。イオンがいっぱい。

― 今年1年では?

草なぎ:今年1年ですか…

中居:もう、「革」じゃない?(草なぎのレザージャケット&パンツを指差して)

草なぎ:「革」かな?「革」です(笑)。(草なぎを押す香取に)俺を前に出すな(笑)。

香取:「革」絶対(記事に)使われない。

中居:「革」ですよ。革しか着てない。

稲垣:1年ってね、なかなか…。でものど自慢大きかったですよね。

中居:喉?

稲垣:「歌」でどうですか?2回出させて頂いて、歌で締めくくるし、中居くんさえ良ければ「歌」でも。

中居:いや、稲垣さんが言うんだったら曲げられないでしょ!稲垣さんだもん。

稲垣:本当に皆でこういう経験もなかったし、みんなで泊まりに行って、ちょっと小さなホテル泊まったりするのも懐かしくて。あと生放送でも関東近辺に行かせて頂いてそれはやっぱり僕ら今年大きかったのかな。

中居:ちっせえお部屋に泊まるっていうのが感じがちょっと…日ごろ大きいところで外出たら…みたいなちょっと今印象悪いですけど、絶対(記事に)使って下さい。日頃大きいところで地方行くとちっちゃくてみたいなところを嫌な感じで(笑)。

稲垣:いやいや、そういうわけではないんですけどね(笑)。昔を懐かしむみたいな。

中居:昔を懐かしむ?今ないもんね、今スイート(ルーム)だからね!

稲垣:初心に戻るってこと!

中居:初心?初心に戻ってちっちゃい部屋ってことですか?

― (笑)。SMAPとして「歌」で?

稲垣:いやいや僕が決めるのは…じゃあ「歌」で!

― 木村さんいいですか?

木村:いいんじゃないですか?

― 来年は台湾で5人でコンサートする予定などはありますか?

木村:計画はまだないんですけど、チャンスがあったら是非と思います。特に来年何が出来るかってこともわからないですけれど楽しみに待っていて欲しい。

― 台湾で仕事した感想はいかがですか?

木村:すごく台湾の皆さんが温かく迎えてくれたのがビックリだったんですけど、行けてない所ばかりなので行きたい所がたくさんあります。

『News Lounge(ニュースラウンジ)』
SMAP香取慎吾 紅白歌合戦白組司会V6井ノ原快彦とは幼なじみで「頑張ってと早く言いたい」【会見全文・前編】

人気5人組アイドルグループ『SMAP』の中居正広(43)、木村拓哉(43)、稲垣吾郎(42)、草なぎ剛(41)、香取慎吾(38)が30日、東京・渋谷NHKホールで開催された『第66回NHK紅白歌合戦』リハーサルに登場した。

 通算23回目の出演となる『SMAP』。今年も『This is SMAP メドレー』とメドレーソングで紅白の舞台に臨む。リハーサル終了後に会見を開いた。

 ■以下、全文
 報道:今年の演出は音合せをしていかでしたか?
 草なぎ:戦後70周年なんで、それに合った演出になっているんじゃないかなと思います。歌もいい選曲になっているんじゃないかなと思います。

 報道:いいなと思うところは?
 香取:(岩手県)山田町と中継でつないでいただくのでのど自慢での力をあらためて感じていて、紅白で1つになれますね。
 報道:何か変化ありましたか?
 香取:歌の力を本当に知ることができたし、スペシャルMCという形で1年間やらせてもらったんですけど、これで紅白司会来ちゃうかなと思ったんですが、イノッチ(井ノ原快彦)でした。
 報道:井ノ原さんとはもう話をされたんですか?
 香取:まだ会えてないんです。
 報道:思いを伝えたいとかありますか?
 香取:子供のころによく一緒に遊んだりしてたので。イノッチに頑張ってと早く言いたいです。
 中居:相当仲良かったよね。
 香取:仲良かったです。イノッチの実家に行ったりして。

 報道:井ノ原さんが司会を務めるということはSMAPとしてはいかがですか?
 稲垣:井ノ原くんもそうですけど、長いですからね。TOKIOのみなさんもそうですし、後輩もそうですけど。日頃、井ノ原くんに関してはいろんな番組とか面識というか、爽やかでこっちもなんか見ててホッとできるというか。ご本人は緊張されていると思いますけど、僕ができることは考えていますけど、同じ仲間として力となれたら。盛り上げていきたいなと思っています。

 報道:中居さんから司会のときのアドバイスはありますか?
 中居:何もないです(笑)。イノッチってなんだっけなぁ。朝の番組というか、有働さんとNHKの歌番組でMCをやっていたと思うんですけど……。
 紅白スタッフ:思い出のメロディーでしょうか?
 中居:それ!それを定期的に何かやってましたよね。それを見てたんですよ。うまいなぁと思って、なんでできるんだろうと思っていたんですよね。やっぱり簡単なことではなさそうと思うんですけど、当時見ていたのは覚えています。誰かに習ったのか、教わったのかと思うくらい上手だったんで、紅白にかんしては有働さんも一緒ですから心配ないと思います。

 報道:黒柳徹子さんもいらっしゃいますが?
 中居:黒柳さんのことどこまで放送するのか分からないですけど、黒柳さんは自由にやってほしい。魅力を前面に出してほしい。

 報道:この1年を振り返っていかがですか?
 木村:それぞれがそれぞれの現場で担ってきたと思うんですけど、1年の締めくくりとして紅白歌合戦で。でも、いま自分は京都と東京を行ったり来たりしているんですけれど、やっぱり業界ではない方々の会話を聞いていると、紅白が終わって、NHK前の人通りが一気に増えて神社に行く。みなさんの生活の中に1年を越すだったり、自然のサイクルに紅白という番組事態が存在してる。浸透感がすごいなと思って。実際にNHKホールにおじゃましてリハーサルとかさせて頂いたり、オープニングのリハーサル、エンディングのリハーサルとか、総出演者が出てやらせて頂くんですけれど、なんか自分たちも紅白のリハーサルだったりとか、そのルーティーンに参加できているというこは名誉なことだなと感じたり、そういうことを再確認できる紅白ですね。



SMAPは“森”もいたイオンがいっぱいなグループ!?草なぎ剛が香取&中居に押し出されるハメに【会見全文・後編】

報道:今年1年を振り返って漢字1文字というのをお伺いできますか?

 (木村が左隣の稲垣を、稲垣がその隣の香取を、香取は草なぎを見て、動揺する草なぎは、隣の中居を見るが、逆に見返して押され報道陣の前に一歩出される形になり苦笑い)

 草なぎ:漢字ですか!?そうですねぇ。漢字1人ずつですか……。
 中居:もういいんじゃない、草。
 報道陣:爆笑
 中居:草、香、稲……。
 香取:実りある、地球と自然体で。
 草なぎ:生命と潤いを与えてエコロジーですね。
 中居:そうなんですよ、木もあって、森もあったんですけどね。自然いっぱいあったんですよ。僕はその中にいるんです。
 全員:爆笑
 4人:いいねぇ〜
 中居:(身を乗り出し)まとまりました?(笑)。

 報道:でもそれは、1年を通してではなくて、ずっとですよね…。
 中居:イオンがいっぱいです。
 (香取と中居で草なぎを前に押し出し)
 中居:(革製品でコーディネートしている草なぎへ)皮じゃない?
 4人:皮だな。
 草なぎ:俺を前に出すな(苦笑)
 中居:(コメントが)使えない?
 香取:でも、のど自慢は大きかったですね。
 中居:じゃあ喉?
 草なぎ:歌?
 稲垣:僕らは2回出させて頂いて、歌でしめくくりますし。中居くんさえよければ歌でも。
 報道:よろしいでしょうか?
 中居:稲垣さんが言うんだったら曲げられないでしょ。稲垣さんだもん。
 稲垣:みんなでこういう経験もなかったし、小さなホテルに泊まったりするとかも、なんかすごく懐かしいなと思ったり。生放送で関東近郊に行かせてもらったりってそれは大きかったのかなって。
 中居:小さいホテルに泊まるってところが、ちょっとあんまり、感じが悪い。そりゃ大きいところがないんだから。外に行ったら小っちゃいみたいな感じがいま印象悪いですけど、このコメントは絶対使ってください(笑)。日頃、大きいところで、地方に行くと小っちゃくてというので、ちょっと嫌な感じで。
 稲垣:そういうわけではないんですけれど(苦笑)。昔を懐かしむみたいな。
 中居:今は(笑)?
 稲垣:今はスイートですから。初心に戻るというか。
 紅白スタッフ:みなさん全体で歌ということでいかがですか?
 稲垣:僕1人が決めるのは……。
 香取:じゃあ歌で。

 報道:台湾の記者ですが、来年は5人で台湾に来てコンサートをやったりとかの計画はありませんか?
 木村:計画はありませんが、そういうチャンスがあったらぜひとは思います。来年何ができるかというのも、何が起こるかというのも分からないので。楽しみに待っていてほしいと思います。
 報道:木村さんは台湾でPVも撮影されましたが、台湾で仕事をした感想はいかがですか?
 木村:台湾のみなさんがすごく温かく迎えてくれてすごくビックリだったんですけど、まだ行けていないところばかりなので行ってみたいです。
 報道:今度は台湾でサーフィンとかしに来てください。
 中居:僕らはいいですか?大丈夫ですね?
 紅白スタッフ:時間がもうないので……。
 中居:時間がないのね(苦笑)


ひとりずつコメントを分析したいが、
5人の役割ということを意識して読んで
いただければと思う。


まずは草なぎさんの、演出と音合わせの
質問に対して、
戦後70周年を意識した、演出と歌の選曲に
ついて、シンプルにコメントをしている。
質問が演出と音合わせ、とキーワードが
明確な問いで答えやすいのもあったが、
答えようがいくつもあるものは、瞬時に
答えを見つけるのが難しいこともあり、
この質問形式は草なぎさんには答えやすい
ものだった気がする。


草なぎさんは、余分な装飾や単語を使わず、
こうしたシンプルに、コンセプトに沿った
解釈とかアウトプットが上手いなと思う。
良い意味でいいコメントをしたいという欲が
なく、自分が理解したとおり、体験した場を
感じたまま、すっきりとした切り返しだと
感心してしまった。
一人目の発言者として、場の意図に沿った、
良い導入になったと思った。



次に香取さんだが、良かったポイントを
問われ、以前のパラ駅伝のときも触れたが、
キーワードをきっちり持ってくる力、場を
緩和させる空気を作るのが凄いと思った。


たとえば、のど自慢のスペシャルMCとして、
岩手県山田町と中継でつなぐという話、
歌の力という紅白向きのキャッチーな単語、
紅白の司会来ちゃうかもと期待を笑いで
演出したり、幼少期から仲のいい司会の
井ノ原快彦さんをしっかりと立てている。
外せない要素をまんべんなく網羅して、
かつ、笑いの要素も入れているのだ。


香取さんのコメントを聞くといつも思うが、
どうやってこんなにしっかりキーワードを
頭に入れて、抜けもれがなく発言できるか、
毎回びっくりさせられてしまう。
メモしている感じではなく、頭のなかで
話題を短時間で整理できている感じだ。



そして、稲垣さんだが、香取さんの発言を
受け、さらに井ノ原さんの良さを引き出す
話題を補足している。
稲垣さんは会話の主導権を握ることはない
が、話題を柔らかく中和したり、補うこと
がとにかく上手いと思っている。


特に稲垣さんの発言は、後半の話題にその
魅力が俄然でている。稲垣さんは、
ボキャブラリーが多く、言葉の置きかえや、
言い回しの補足が的確なのだ。
それは、シャッフルビストロでのメンバーの
長所を説明するときもそうだが、形容詞や
固有名詞など、流れるように言葉がたくさん
出てくる。


断定的な発言より、なんとかだったり、
なんとかだったりと、例えをたくさん出せる
状況のときほど、稲垣さんの発言の良さが
引き立つ。


ちなみに、私が記事を2社分引用した理由は、
稲垣さんと思われる発言が、2つめの記事は
香取さん、草なぎさんの発言になっている
からだ。
現場にいなかったとしても、稲垣さんが発言
しそうなボキャブラリーだと思っている。
ちょっと比較していただきたい。

「モデルプレス」
稲垣:実りあるね、地球と自然が一体化して。

― (報道陣が感嘆の声)おお〜。植物が多いんですよね。

稲垣:はい。生命と潤いを与えて。

草なぎ:エコロジーですね。

『News Lounge(ニュースラウンジ)』
香取:実りある、地球と自然体で。
草なぎ:生命と潤いを与えてエコロジーですね。


下の記事は、稲垣さんが発言者になって
いないが、上の記事では、
エコロジーですねというあいづちを草なぎ
さんがする以外は稲垣さんだ。
稲垣さんの普段の美的感覚とか言葉の選び方を
考えると、上の記事のほうが発言者が正確な
気がした。


また、草なぎさんがシンプルな単語を話して
あいづちを打つタイプだと思うので、
下の記事にある「生命と潤いを与えて」とは
言っていないような気がするのだ。
確認しようがないが、稲垣さんらしい発言と
私は思っている。


また、今日の心情を伝えるのにもっとも適して
いると思ったので、ブログのタイトルにも、
生命と潤い、を使わせていただいた。
私たちは、SMAPさんの存在の、生命と潤いを
与えてもらっているといっても過言ではないと
思ったからだ。


また、今年を表す漢字一字の話題のとき、
決定権を持たされそうになって一人で決められ
ないと言ったのもそうだが、稲垣さんは断定
するより、周囲に甘えているという雰囲気、
シチュエーションで、場を温かくする言い回し
が、とてもいい効果を生むかただと思った。


そして、次に木村さんのコメントだが、
木村さんのコメント視点は、モノづくりや、
場へ参加させてもらうことへの誇りや、
関係者への謝辞が多いと常に思っているが、
今回もその厚みがあるコメントだった。


特に今回は、荘厳ともいえるような単語が
ちりばめられていて、歴史ある紅白への参加
できる名誉とか、一年の締めくくり感とか、
自分が置かれている場面での具体的に体感した
思いもからめている。


ちなみに、紅白が終わり増えて神社への
人通りがという話は、上の記事を読むと、
京都と行き来しているという話題から、
京都で聞いた話かと思ったが、下の記事は
NHKのそばでの話を書いていて、どちらが
本当か不明だ。
なんとなく、京都の話題を持ってきた
ところから京都の神社に向かう人の話を
したのではないかと思っている。


木村さんのコメントを聞いて最近思うのが、
どんどん、社会性のあるSMAPとしての
立場や、40代の仕事のプロフェッショナルな
年代にいるご自身を意識したものを感じる
ようになったことだ。
置かれている役割を肩に背負って、深みの
ある挨拶をしているような気がする。


これはSMAPのほかのメンバーが代わりを
担えない、木村さんが自ら選んでその
難しい道を行っているようなものを感じる。
ほかのメンバーの挨拶もしっかりしているが、
木村さんの挨拶は深みを乗せようと意識して
いるのが、なんとなく感じられる。


世の中にいろいろ注目されやすい木村拓哉
という看板を自らしっかり掲げ、
その重みを真正面から受け止めているような
気すらする。


選ぶ単語や、謝辞の表現が、木村さんは
どんどん重厚になっていき、はさみこむ
事例や体験話もどっしりと、印象に残る
言葉が増えている。
堅苦しくないのに重みがあるコメントを、
最近の木村さんの発言に感じることが
増えた。


そして中居さんだが、中居さんの多角的な
心配りが随所に見えるコメントで、やはり
安定した発言や、場をコントロールできる
俯瞰力が凄いと思った。


たとえば、最初の香取さんと井ノ原さんの
仲良し話への一言添えた発言は、これに
よって、香取さんは井ノ原さんエピソードを
少しを膨らませて、すきのないコメントから
カジュアルダウン効果がうまれた。この一言
の和らげる言葉が思いのほかきいていると
思った。


それから、黒柳さん、井ノ原さんと有働アナ
へのリスペクトや持ち味を生かしてという
コメントは、自身が特にアドバイスをする
立場ではないという謙虚さと、逆にしっかり
長所を語るところなど、自分が出すぎないよう、
立てるべきかたたちへの配慮が伝わってきた。


そして、草なぎさんを「革」の話題でいじった
り、稲垣さんの、一瞬誤解を受けやすそうに
なった「小さなホテル」発言をいじることで、
誤解されないようにあえて先手を打った発言を
したりというのは、中居さんならではの心配り
だと思った。


最後に、中居さんが、今年を表す漢字一文字の
話のときに、SMAPさんファンであれば既知の
「草、香、稲、木、森、中に居る」と答えた
とき、ああ、特に話題がないのかと最初思って
しまったが、よく考えてみると、これこそが
中居さんの反芻をいとわない能力と根気強さを
感じる話題だったのだ。


記者さんにはそれを知らないかたもいて、
おおーと声があがったらしい。
ということは、何度その話をしても、毎回知ら
ない人がいるという前提で、一から丁寧に話を
する価値はあるのだ。


いくら中居さんがテレビによく出ていても、その
話はまだまだ知らない人がいることを理解し、
中居さんは何度でも、その話題を、SMAPを絆ある
グループとして理解してもらえるようにするのだ。
いつもそれを聞くのが初めての人がいる前提から、
謙虚に話ができる中居さんの姿勢がわかった。


また、この話題の素晴らしさは、聞けばきくほど
わかってくる。
実は私は日本は農耕民族だから、苗字に植物名が
多いのは、それほどめずらしくないのではと一番
最初は思っていた。が聞けば聞くほど深いと思って、
いまではその気持ちはない。


SMAPさんを全員まとめて会話の中心も持ってきて、
個々の個性の違いを引き立てて、
さらにグループの絆を伝え、森さんもリスペクトが
できる。
インパクトもある内容に、中居さんの、氏名から
このストーリーを生み出すほどにメンバーのことを
考えてきた日々が愛おしいと思う。


5人のコメントのバランスの良さは、お世辞では
なく、本当に5人しかできない完成度の高さだと
思う。
こんなに誰とも話題がかぶらず、役割がはっきり
としているのは、一言で言ってしまえば、場を
俯瞰している中に居る中居さんがコントロール
しているとも言えるが、
一人ひとりのメンバーが話をしっかりと聞き、
自分の役割を全うしているからなのも大きい。


話し手をしっかり見て、その話題から集中力を
切らさず、コメントをする5人は本当に人として
素晴らしい聞き手であり、話し手だ。
だから、私はコメントを分析するのが面白くて
こうして長文を書いている。

紅白での「Triangle」で見た、5人に生命を吹き込むもの


それから、リハーサルコメントではないが、
本番で「Triangle」をメンバー5人が微動だに
しない状態で密着して歌っているのを観て、
あらためて気づいたことがある。


SMAPには、衣食住がある。彩りや潤いがある。
その中心として人の生命がある。
さらに、その植物と命を生かすための、空気や
水は、周辺で支えている、ファンやSMAPさんの
スタッフや関係者なのではないかと思うように
なった。
5人は、5人だけでは生きられないと思ったのだ。


あのステージ上の5人は、入り込めないような
雰囲気がありながら、5人を輝かせてくれる
存在があってこそ存在していると思ったのだ。


私は当初、SMAPは五角形、または六角形の完全体、
あるいは、「友だちへ」のジャケットにある、
指でつくる星のような、他が入り込む余地のない
存在だと思っていた。


でも、今日、さまざまなニュースに触れて、
SMAPさんは5人じゃない、もはや地球に存在する、
すべてのものとかかわりあいながら生きていると
思うようになった。


衣食住の解説を少ししたいが、
たとえば、「木」は住まいや道具が想像できる。
住処、生きる上でのツールなど生きる場、基盤を
感じる。
大地にそのままさらされながらも、樹齢を重なる
ごとに重厚となって強度を増す。


「稲」は文字通り食べ物で、人を食で支え血肉と
なる。初夏から秋までじっくりと時間をかけ、
天候に左右されながらも実り収穫を迎える。


「草」は食用もあるし、衣類に加工できる種類も
ある。また、人が青く生い茂る葉に視界から
癒しをもらったり、荒れ地とは違い人がごろりと
休まる場ともある。
草は人を包む力があるのだ。


「香」は、人間はそれほど嗅覚は強くないが、
動物は、嗅覚のほうが味覚よりも食欲を増進
させたり、相手と自分の相性を嗅覚ではかる
ことがある。
目に見えない香りだが、生存本能として、
なくてはならないエッセンスなのだ。
それは木や稲や草の香りかもしれないし、
中に居る人の香りかもしれない。


そして、「中に居る」ということ。
木も、稲も、草も、香りも人がいてこそ、その
存在が役割が引き出される。動物ではなく、
人間という生きものによってよりその良さが
うまく生きてくるのだ。


と、いままで思っていたのはそこまでだったが、
水も空気も光もここには存在していないと、
はたと気づき、その部分は、SMAPさんに対して、
ファンや周囲が与えているのではないかと思う
ようになった。


5人は5人だけで存在するわけではなく、
輝かせてくれて、命を吹き込んでくれる存在が
外部にいて、生き生きとするのではないかと。


中居さんのこの植物のたとえは、そう思うと、
今まで以上にもっと深く、しみる内容だと
思うようになった。
紅白で歌う5人は、入り込めないような5人で
ありながら、5人こそ周囲の応援がないと、
生きられないんじゃないかと思った。


応援してくれるファンのかたたちを大事に
するSMAPさんは、その自分たちだけでは何も
成立しないことをとっくにわかっていて、
だから、いろんな場面で謝辞を丁寧に話す
のだと改めてわかったのだ。


最後はコメントの話から膨らんでしまったが、
生命と潤いを与えてくれているSMAPさんに、
感謝をしながら、でも、与えてもらう一方では
なく、私たちも与えられる潤いを一滴でも注ぎ
SMAPさんと生きている時代を大事に、丁寧に
過ごしたいと思った。


私はSMAPさんへの尊敬する気持ち、美しい
生き方や発言を少しでも言葉に残すことで、
SMAPさんを応援したい。


SMAPさんが指でつくる星は素敵だが、宇宙の
かなたに行って伝説で終わってほしくはない。


植物として地面に根をしっかり下して、
天候に左右されながらも、毎年違う木の風合い、
稲の実り、草のそよぎ、風に香る匂い、
そして、中心に人の息遣いをしっかりと感じる、
生命を感じていたい。


その生命を絶やさないよう、水を空気を光を、
自分が注げる力は何か考えていきたい。


輝いていてほしいと思うSMAPさんに、
輝いてもらうためにどう行動したらいいかと
いう愛情や、SMAPさんを尊重する考え方は、
私が、このブログでファンのかたから教わった
宝物かもしれない。


大好きな存在がいてくれる、そのことが生き
がいというファンのかたたちの想いに、
ファンとして応援することは本気なんだという
こと、それも一つの生き方の選択肢なんだと、
かけがえのないものを教えてもらった。
だからこそ私は、自分がファンだとは簡単に
言えない。


SMAPさんが大切に思うファンのかたの願いが、
どうかSMAPさんに届きますように。
生命と潤いを双方で与えあう、
素晴らしき関係が、ずっと続くよう、
祈り続けたい。


では、また。