草なぎ剛さんの股関節の柔らかさ

こんにちは、検索迷子です。


今日のタイトルをつけるのは、
少しためらいがあった。
草なぎさんの気になることをランダムに
書くにしても、あまりにもピンポイントで、
マニアックかと思っていたからだ。


でも思いがけずこの単語を使えるきっかけが
やってきた。シャッフルビストロで、
木村さんのコンプレックスの話題で、
木村さんご本人が「股関節が硬い」ことが、
その3位だという話をされたからだ。


これを聞いたとき、あ、股関節の話題って、
ダンスをするかたたちにとって普通かも、
と思えて、よし、これは書くぞと思った。


木村さんはその話のなかで、
誰と比べてという話はされなかったので、
あくまで、草なぎさんだけを見ていて、
私が思ったことを書いていく。
木村さんには単語を使うきっかけを
もらったということで、比較ではない。


草なぎさんのダンスのきれいさは、
過去にも何度か書いているが、
もっと本質的なものがあるような気が
していた。
それが、体重移動の軽やかさと、
重心のかけ方のバランスの良さだ。


という、全体から来るイメージは、
すぐにわかったのだが、それを支える
身体の箇所や部位が特定できなかった。
以前、草なぎ剛さんの可動域を書いたとき、
関節の柔軟性を書いたが、
その時点では主に肩回りの上半身に
着目していた。


その後、腰から足回りのどこかに、
体重移動のポイントがあるのではと、
股関節ではないかと漠然と思っていた。


でも、股関節回りの動きがはっきり
わかるようなカメラアングルって、
そうそうなくて、
あー、足元をもっと見たいと思っても、
カメラが顔のアップに切り替わり、
私はちょっとへんな視聴者なのかと
苦笑したりした。


思い出せる限り、股関節の柔軟性を
感じる動きを書いていく。
再三書いているが、
私は録画機能を持っていないので、
そのとき視聴した記憶だけが頼りで、
誤解とか違う箇所があったらすみません。


まず最初に、あれ、この動きは凄いと
思ったのが、
2014年10月13日のマルーン5がゲストの
スマスマだった。


フリーのダンスの場面だろうか、
メンバーが個々で音楽に乗って踊る
ところで、腰と膝と足首を小刻みに、
左右に揺らしながら踊っていたのだ。
きゅるきゅると靴音がしそうなステップで、
軽やかに音楽に乗って体重移動をしていた。


次に、『華麗なる逆襲』で2つあるが、
木村さんの「行儀ばっかり気にしてちゃ」
あたりの歌詞のときに、香取さんと
草なぎさんが真後ろで踊るシーンで、
股関節をぐるんと回していたのだ。
この動きは、たぶん、木村さんが先日した
股関節を回す動きと同じだと思う。


このアングルは一度しか観ていないが、
うわ、すごい股関節が軽く、腰回りと
足がぐるんと回ってるとびっくりした。


それから、
横並びの「毎度ありもっと」の歌詞の
あたりで、これも腰、膝、足首を左右に
きゅきゅっと揺らす動きがあるが、
ここの細かい動きや左右の体重移動
本当にきれいだと思った。


他のメンバーももちろんきれいなのだが、
草なぎさんが際立ってきれいなのは、
細かい体重移動が、動きをシャープにし、
関節周りの可動域と柔軟性から、
小ぶりな動きでも、
しっかり腰までが移動方向に入っているのだ。


わかりにくい説明かもしれないが、
誰がそうということではなく、
細かい連続動作は、左右バランスを保つのが
意外と難しく動作が大ぶりになることもある。


身体の利き足方向に重心が偏りやすかったり、
または、すぐに体重移動をするのがわかって
いるため、腰や足まで重心をかけず、
体重を軽く上半身だけにかけて、ぱっと見、
移動しているように見せることも可能なのだ。


それが、草なぎさんの場合、腰までしっかり
体重が入っていて、股関節をフル活用して
いるのがわかるのだ。
腰回りがぐっと入って、腰回りをひねって、
また元の場所に体重を戻すため、
メリハリがあるシャープな動作が際立つ。


言葉にしてると自分でもわかりにくいのは
承知だし、私はダンスの専門用語がわから
ないので、伝えきれないところが何とも
じれったいが、腰回りの柔軟性がいいのは
確かだと思っている。


それから、草なぎさんのダンスでよくあると
思っているのが、しゃがむシーンだ。
『華麗なる逆襲』『愛が止まるまでは』では、
たしか、一人だけしゃがむ場面がある。


また、SMAPさん全員ではあるが、
『愛が止まるまでは』で、
マイクスタンドを手にひざまずく場面が
ある。
これは何度か視聴したが、
草なぎさんのひざまずきの沈み度合が、
とても深いのだ。


最初、ひざではなく、お尻をついている?
とか、太腿が細いからそう見えるのかと
思っていたのだが、
SMAPさんはみなさん足がそもそも細い。


それで、これこそが股関節の動きが軽い
から沈みも深くなる動きだと、
観るにつれて思うようになった。
体重移動のスピードが速いのもあり、
体重を全部落としても、立ち上がるのに
腹筋のバネもあり、スピードも遅れない。


ちなみにSMAPさんの股関節の軽さは、
同年代男性からすると、ずば抜けていると
思う。
キックをするシーンがよくあるが、
足があそこまであがるなんて凄いことだ。
それも歌いながら。


だから、今日は草なぎさんのダンスの
きれいさが際立つポイントの一つとして、
股関節の特に柔らかいと思う点を書いたが、
SMAPさん全員が股関節が柔らかいと思う。


全員でパフォーマンスをするなかで、
さらに、ほんの数ミリの体重移動と柔軟性の
違いで、あれ、今のきれいさは何だろう?と
私が目を留めてきたことを、独断で書いたに
過ぎないため、そこはご了承ください。


私は、このわずかな草なぎさんの体重移動と、
柔軟性に、うわ、今の動ききれいー、と
感動することが多いのだ。


いままでのなかで、言葉にするのが
一番難しかったような気もするが、
このほんの少しの動きの違いが、
草なぎさんのパフォーマンスの総合的な
美しさに出ていると思っている。


ちなみに、人は加齢によって足腰が
弱くなるといわれるが、
股関節を鍛えないと一気に衰えるようだ。


余談だが、最近公共施設で和式トイレを
使わないかたが増えているが、
衛生的な面とか生活習慣はさておき、
股関節が弱くなるとしゃがむための支える
筋肉が衰えていくので、しゃがむという
動作は実はあなどれない。


和式トイレを促進するという意味では
ないが、和式がしんどくなってくると、
股関節が硬くなってきていることも
考えられる。足腰が弱くなるというのは、
太腿から下だけが「足」でなく、
上半身を支える股関節の働きこそが、
実は大事な場所なのだ。


草なぎさんが、しゃがむ動作が多いのは、
股関節が誰よりも柔らかく、
しゃがみこみ、立ち上がりが速いことを
振り付けのかたがわかっているから
なのかなと勝手に想像している。


股関節が柔らかいのが素晴らしいという
だけで、また一つ書きました。
草なぎさんの細部に宿る、
美しさの要素をひもとくと、
ご本人がいかに身体のコンディションを
ベストに保つ努力をされているのか、
その凄さにも脱帽する。


ダンスをする予定はないが、
ずっと自分の足で歩ける筋力のために、
スクワットとか、股割りとか、
できることをやらなければと思う。


草なぎさんの身体能力は、
書けば書くほど面白くなり、
かけがえのなさを感じる。


草なぎさんの身体能力について、以前6回記事を書いた。
あわせてお読みいただければと思います。
草なぎ剛さんの可動域
草なぎ剛さんの繰り出す力
草なぎ剛さんの反動
草なぎ剛さんの中心軸
草なぎ剛さんのたたき込む力
草なぎ剛さんの走る姿

では、また。