草なぎ剛さんのファンの温かさ

こんにちは、検索迷子です。


ここ数日、草なぎ剛さんを語った自分のつたない文章が、
思いがけずファンのかたに共感していただけて、とても驚いている。

草なぎ剛さんの可動域
草なぎ剛さんの指先
Reading 『椿姫』with 草なぎ剛 〜私が愛するほどに私を愛して


コメントをくださったかたとSNSを通じてやりとりもさせていただき、
草なぎさんのファンのかたの温かさを実感できた。


ずっと草なぎさんが気になりながらも、文字にすることのためらいがあった。
コアなファンではないゆえの情報不足や、誤解や拡大解釈によって、
何かを発信することで、ファンのかたを不快にさせたくなかったのが大きい。


自分の感想がインターネット上に放たれてしまうと、
それをたまたま見た人が、それをうのみにしてしまう怖さがあった。
草なぎさん自身のイメージを悪くするようなことは避けたかった。


でも、どうしてもこの一年、草なぎさんの気になるポイントが多くて、
書きたくて書きたくてたまらなくなり、
草なぎさんへの興味のゲートが一気に開いたかのように、
わーっと文章を書き始めていた。
新曲のパフォーマンスに心が揺さぶられたのだと思う。


検索迷子を始めて6年になるが、自分が何者かを知っているのは、
片手分しかおらず、情報発信には慎重すぎるくらい慎重にやってきた。


それは、私自身が言葉を取り扱い、情報を扱う仕事をずっとしているからだ。
SNSでは、メリットもデメリットもわかったうえで、
あえて旬なものを迂回したようなテーマで、無難なことを書いてきた。


言葉は人の心を温めるために使いたい。
世の中を美しい言葉で満たしたい。


言葉を扱う仕事をしていると、美しくない言葉にも多く出会う。
言葉のパワーを正しい方向で使いたいと思ってきた。
この気持ちを持ちながら、誰も傷つけない表現をしたり、
ネガティブなものを除外するのは、実はとても難しいことだ。


と、これまでかたくなに、旬なものには触れまいと思ってきたが、
少しファンのかたと交流させていただき、気持ちに変化が生まれた。


正直、びっくりすることが多かった。
ネット上でSMAPのファンのかたのマナーはいいと知っていたが、
ほんとうに丁寧なかたばかりで、
優しく温かい気持ちで私の記事を受け入れてくださったのだ。
どなたもネガティブなことを語らず、言葉もやわらかで、
草なぎさんへの私見を、まるでわがことのように喜んでくださった。


こんなに愛されている草なぎさんも幸せだが、
草なぎさんを愛しているファンのかたも、
草なぎさんを愛していることに誇りを持ち、幸せに生きておられるように感じた。
お互いをたいせつにする思いが、大きな光の輪になっていて、
自分もそこに少し入れてもらえたような気がした。


SMAPのファンのかたとひとくくりにしていいのか、
草なぎさんのファンだからなおのことなのか、
慈愛と謙虚さを兼ね備えている印象を受けるかたが多かった。


会ったことはなくても、文章からひとりの人として素晴らしい印象を受けた。
コメントをいただいた私自身が包まれるような思いが何度もして、
じーんとしてしまった。
こんな感想でも、受け入れてくれる懐の深さを感じた。


そして、今回気づいたことで一番大きかったのは、
みなさんが、草なぎさん大好き、かっこいいというポイントが、
私と同じだとしても、アウトプットが違うということだった。


本能的に好きだったり、声とか演技とかキャラクターが好きだったり、
ダンスが好きだったり、人それぞれの好みはあるけれど、
それが具体的に何かっていう分析までは、
意外とされないのだなということだった。


好きなものは好き、って素直に言えるのはいいなと思う。


私の場合は、草なぎさんが気になるというのを、言葉にしたくてたまらない。
なんでこんなに気になるんだろうと不思議でたまらないのだ。


さっきまでずっと忘れていたのだが、私はライブに行った直後、
アリーナで木村拓哉さんに後光を見て、
ほんのいっときだけ木村さんのファンだった。


もう時効だと思うが、
昔、都心の駅貼りの大ポスターをちゃっかり頂戴したことがある。
という15年以上前の自分の好みのタイプと、
草なぎさんに興味深々な自分とが、違和感があるままなのだ。


なのに、理由もわからず無心に草なぎさんのことを書き始め、
ファンのかたに背を押されるかのように、
もう少し書いてみようかなと思い始めている。


今日ひとつ書いてみたいテーマがあったのだが、
明日、ドリパスで「黄泉がえり」「任侠ヘルパー」を観るため、
そこで確認してからにしようと思う。


草なぎさんのファンのかたの想いをもらえて、
あらためて感謝しています。
好きなものは好きっていう素直さ、
美しいものは美しいって言っていいというシンプルさを
わけていただけたように思います。


心のなかで一人で、
草なぎさんのここが気になるなぁと思っているときより、
この数日で一気に幸せな気分になりました。


二週間前に書いたときはそれほど反響がなかったので、
いつもと同じ感じでいたら、
この数日でファンのかたに見つけていただき、
拡散していただけたことで物凄いアクセス数となり、
奇跡みたいなことだと感謝しています。


コアなファンでも、頻繁に書くわけでもないかもしれませんが、
言葉にできないものを言葉に残して、
草なぎさんの魅力を伝えていける一人になりたいと思います。


今日は草なぎさんのことでなく、
草なぎさんのファンのかたとのことでしたが、
これだけで記事一本が書けてしまうくらい濃厚な数日間でした。


草なぎさんも、草なぎさんファンのかたも素敵です。
今日はそれをお伝えしたくて書きました。


では、また。