「たった1人」を確実に振り向かせると、100万人に届く。

こんにちは、検索迷子です。


『「たった1人」を確実に振り向かせると、100万人に届く。』
阪本啓一著、日本実業出版社刊を読了した。


内容はタイトルの通りと言ってしまえばそれまでだが、
日頃、たった1人をどれだけ意識して、
お客様の満足するサービスを提供しているだろうかと、
あらためて振り返るための警告のための一冊といえよう。


とかく、小さな声は、
プライオリティが低いという組織の大きな声にかき消され、
だんだんと声が届かなくなっていく。


その届かなくなった声の中に、
真実の改善ポイントが埋もれているということを、
幾度となく経験してきた。


あえて、このタイトルのように、
愚直にたった1人の声に耳を傾けられる自分でありたいと、
ときどき思い返して読みたい一冊である。


すべてのサービスの原点は、
1人の声から始まるといっても過言ではないと思っている。
その、小さな声を見つけられるか、
小さな声に気持ちを傾けられるかが、
やがて多数の人の心をつかむ日が来ると思っている。


1人の声が聞こえない人には、
100万人の声だって聞こえはしないのではないかと思う。


では、また。