さくらももこの世界展 - kensakumaigoの日記

こんにちは、検索迷子です。

一時期は、さくらさんのエッセイなどを
楽しんでいたが、しばらく作品から遠ざかっていた。
チケットをいただいて、
漫画好きな友人を誘い行ってきたが、
思った以上に楽しめた。

なじみがある、ちびまる子ちゃんだからもあるが、
原画が、本当に繊細で美しく、
美術展みたいに一点一点、食い入るように見てしまった。

アニメで感じるような、
シュールさがあるストーリーも楽しいが、
絵そのものの細かなアイテムや、
色使いの美しさに、いちいち歓喜していた。

また、好きなもののコレクションも展示されていて、
ネパールのガラス細工は、
さくらさんの好きな世界観が伝わった。

ちびまる子ちゃんに登場する、
たまちゃんのお父さんの遺品として形見分けされた、
ライカのカメラの実物を見たときは、
ああ、実在するかたが生きた証だなと、
じーんとした。

さくらももこさんの、
デビュー30周年記念のこの展覧会は、
年毎の出来事パネルもあり、
さくらさんの作品だけでなく、
時代や個人的なことにも、
いろいろ振り返りとなった。

夏休み期間中で、お子さん連れも多く、
親子ともに楽しめて、
長く愛される作品を生み出す凄さを、
感じた展覧会だった。

8月20日までの開催なので、
まだのかたは、ぜひ。

では、また。