表面と内面

こんにちは、検索迷子です。


とあるやりとりで、
長年、温和で控えめだと思っていた人が、
交渉が複雑につれて、
不機嫌になり、吐き捨てるような投げやりな言葉を使い、
相手を突き放すタイプだとわかり、驚いている。


自分の意のままにならないとわかった途端、
ネガティブな言葉を吐き出した。
それは、責め口調ではないものの、
わざわざ言葉にしないで、
心の中で消化してもいいようなものだ。
他人にぶつけたところで、答えようがない。


一人な人と長くかかわってきて、
相手の内面にこんなに不信感や、
ネガティブワードや、
支配欲や、後ろ向きな部分があるとは知らず、
表面の印象がよかっただけに、
今後、接し方を変えようと思った。


相手の内面を露呈させる状況を作り、
知らなくていい部分を吐き出させた、
自分にも問題はあるだろう。


でもこれは、同調だけではすまない、
交渉だったのだから、これしか方法はなかった。


表面と内面のギャップに、
不愉快な思いをして、
これから心を開いたやりとりは難しいかもと、
そこがとても残念だ。


人には表面も内面もある。
見せた方がいい内面もあるが、
見せる必要のない内面もある。
今回は、見なくていいものを見てしまい、
たぶん、双方、後味が悪い。


表面から、勝手に内面を想像して接すると、
やりとりが込み入り、深くなると、
こんなものを見てしまうのか、とわかった気がする。


どちらもその人だと受け入れはするが、
内面をできるだけ見ないよう、
注意深く接することにしようと思った。


自分にもそんな、
表面と内面のギャップや、
見せ方の行き過ぎはないか、
その自戒も込めて。


他人に見せない方がいい内面はある。
ぶつけない方がいい言葉がある。
ましてや、言葉を書き残さないほうがいい。


内面の汚い言葉や、感情は、
自浄効果でなんとかしたい、と思った。


表面と内面は、やはり別々がいい。


では、また。