せかせかビーバーさん


こんにちは、検索迷子です。


せかせかビーバーさん、
ニコラス・オールドランド作、
落合恵子訳、クレヨンハウス刊を紹介したい。

せかせかビーバーさん (人生を希望に変えるニコラスの絵本)

せかせかビーバーさん (人生を希望に変えるニコラスの絵本)


せっかちなばかりに、
周りに迷惑をかけていることに気づかず、
しまいには自分が怪我をして、
入院することになったビーバーさん。


天井を見つめる以外に何もできず、
快復とともに、
自分が周囲にかけた迷惑を、
ゆったりした気持ちで直視するようになる。


退院を目指して、トレーニングの準備したり、
友達に謝る練習や、ダム作りを勉強したり、
なんと計画的な復帰計画を、とびっくりするが、
それを実践している姿がほほえましい。


自分の非を認めて、
他人に謝罪をして変わろうとするのは難しい。
変わろうとする途中に、
周囲の猜疑心にさえぎられ、
せっかくの決意も揺らぐこともある。


過去を受け入れ、
やり直しをするためには、
これ位エネルギーがいるよな、
ここから始めないと理解されないよな、
そう思いながら読んだ。


前日に紹介した、ヘラジカさん、
前々日に紹介した、ハグくまさんも登場する。
3冊まとめて読みながら、
友達って大切だなと思った。


せかせかした人、とても苦手だ。
同じペースで何かすることを求められ、
息苦しい。
が、自分にそんな面もあるかもと、
反面教師にしている部分もある。


せかせかしないで、
ゆったりといこう。


では、また。