誰かを温める言葉

こんにちは、検索迷子です。


検索迷子をずっと書かずにいた。


書けなかったというより、どう表現していいのか、
文字にできないようなことを考えあぐねているうちに、
なんとなく、言葉で残すことと現実との乖離、
みたいなものが気になっていた。


ちょうど昨年の6月27日に、自分でも驚くような出来事があり、
それは言葉にするには、重たいことだった。


なんというのか、言葉にすることによって、
現実じゃなくなってしまうかと思うような、
嬉しい意味合いでの驚きだった。


長いこと待っていたものが手に入ったような、
逆に手に入ったような気がしているだけかのような、
喜んでいいのかどうかさえ、わかりかねているようなことだった。


言葉は現実を超えられないのではないかと、
その出来事は、しばらく自分のなかで消化できず、
そして、ブログを書くことが遠ざかった。


もう自分のブログすら忘れかけていたくらい、
遠ざかっていた。



たまたま今日、私のブログにコメントを寄せてくださった方がいて、
それを目にした。


ああ、やめちゃだめなんだ。


と、思った。


自分がここで、迷いながら発する言葉は、
誰かの手元に届いて、ひらりと何かを投げていくこともある。


だったら、それでいいんだ、と。


誰かに待ってもらえているということに、
心を揺らされた。


これから、どう続けていくかはまだわからないけど。


今日のこの気持ちを忘れない。


id:110802さん、ありがとうございます。
枯れかけた花が、たった一言で、
ぐんぐんと水を吸うように、久しぶりにここで書いています。


書きたかったし、書かなきゃダメなんだと、
思い出させてもらえたことに感謝します。


では、また。