こんにちは、検索迷子です。
阿川佐和子(あがわさわこ)さん著、文藝春秋刊の、
『阿川佐和子の世界一受けたい授業』を読了した。
阿川佐和子の世界一受けたい授業―第一人者14人に奥義を学ぶ (文春MOOK)
- 作者: 阿川佐和子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/10/10
- メディア: ムック
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もともと雑誌の対談にあるものを、
テーマによって再掲したものだが、
あらためてこうしてインタビューを
テーマ性を持って編集されると、
確かにそれぞれがまるで授業のような趣きとなる。
第一線で活躍するひとの言葉はそれだけで重みがある。
奥義(おうぎ)を学ぶという副題もうなづける。
一人ひとりの方たちが何をしているかたかがベースにあると、
ああ、あのときはこういう気持ちだったのかとか、
あれはこういうことだったのかと、
印象論だったものがまた形を変えていく。
その人の言葉でしか理解できない、
その人の姿というものがある。
先入観を持ってはいけないし、
逆にこれだけでわかったと思ってもいけない。
そのとき時点のその人の言葉は、
発行されたあとまた変わっているのだろうなと思う。
それでも、
過去のその時点でその人がどう考えていたかを知る、
畑違いであったり、
プロになりきれなかったり、
人の姿勢からまだまだ学ぶ必要がある立場の一人として、
どんな考え方でも参考になるなぁと思った一冊だった。
では、また。