真っ白な手帳

こんにちは、検索迷子です。


仕事でこなすべきことが詰まっているとき、
プライベートの予定が書いてある手帳は、
ただ、会議や外出時間が無機質に並ぶだけになる。


厳密には真っ白ではない。
予定は入っている。


でも、プラスアルファ、何かしたいこと、
何かを考えたいことが、書かれていないものになる。


反比例するように、
日々の仕事のTODOリストが業務用ノートに埋まり、
時間に追われる。


プライベートな時間に、
ふと手帳を見返してみると、
ただ、時間軸のところだけが埋まっているとき、
自分という人間の気配がそこにしない時期、
というのがぽっかりとある。


ああ、まずいな、
今、何も考えられないで消化するだけの時期に来ているなと、
我に返ることがある。


少し先に何をしようというTODOが消えかかった手帳は、
自分の今に警告を鳴らす。
これじゃだめだよと教えてくれる。


ふと見返した手帳が、
スケジュール以外は真っ白なとき、
そういう時期がときどきある自分だとわかっているだけに、
少し先のことを考えられるようになろうと、
仕切りなおしをする気分になる。


日々の仕事があるのはいいことだけど、
先の自分も見えてないと枯渇する。


思いついたことを書くために、
自分の手帳があるのだから、
その思いを、書けるコンディションでいたいなと思う。


では、また。