陰山英男の英語学習「再入門」

こんにちは、検索迷子です。


陰山英男の英語学習「再入門」』、
陰山英男(かげやまひでお)さん著、ダイヤモンド社刊を読了した。

陰山英男の英語学習「再入門」

陰山英男の英語学習「再入門」


百ます計算で有名なかたと記憶していたら、
陰山さんが提唱したのは、その反復練習だったということがわかった。

Wikipedia - 陰山英男

百ます計算」ばかりがメディアでは注目される結果となったが、陰山の教育法の根底にあるのは「基礎的な生活習慣を身につけさせること」と「反復練習」であり、「百ます計算」は後者の一部に過ぎない。

また、一般的に陰山の名を世に知らしめるきっかけになったのが「百ます計算」である。その為、世間では「『百ます計算』は陰山英男が発案した。」との誤解がまだまだ多いが前述の通り、岸本裕史が考案したものである。

陰山英男 Official Web Site


さて、この英語の本だが、
教育者である陰山さんは英語ができて当然と思っていたら、
かなり苦戦されていたらしい。


でも、自分の言葉で教育方法を伝える必要性や願望に迫られ、
自己紹介やフレーズを何パターンも覚える、
というところから自分自身を使って、英語学習法を考案されていた。


話したいことを30秒200字程度にまとめて暗誦する、
という基本的なことを繰り返す、
その効果は思いがけず大きそうだ。


本書を読んで、体系的に学ぶことより、
まず自分は英語で何を誰と話したいのかを明確にさせて、
職業人ならではの強みを武器に、
英語でコミュニケーションをとるんだと思ったほうがいいと感じた。


言葉は伝える道具に過ぎない。
だけど、その道具を使えなければ伝わらない。


そういうシンプルなことを気づかされた。


陰山さんが書かれているように、
悔しい、伝えたいという気持ちを持ち、
それをいかに強く長く持ち続けられるか、
それが学ぶ意欲につながる、ということがわかった。


持続させること、継続させることの大事さを、
教育者としての陰山さんの本は教えれてくれた。


自分の言葉で自分の考えを伝えられない悔しさを、
いつどうやって突破するか。


では、また。