かつての取引先

こんにちは、検索迷子です。


ちょっとした消耗品が寿命となり、
ストックしてあるものと交換しながら、
ああ、ここはかつての取引先だったなぁと思い出した。


プレゼンにいって、こんなことがあったなと思いながら、
この消耗品を買ったころは、オンタイムでお客さんだった、
ということも思い出した。


メーカーを指名買いしたわけではないだろうが、
複数あったメーカーからそこを選んだような記憶はある。


コモディティと言われる言葉にあるように、
もはや汎用品と言われる、
どこを買っても性能差のたいしたないものだからこそ余計に、
ちょっとした思い入れがあるところに手が伸びたのだろう。


そこと取引していたのは過去であっても、
そこの取引先を大事に思っていた時期がある。
なんだか、不思議な思いがする。


今ならきっと、そこの製品をあえて買いはしないだろうと思う。
過ぎてしまえば、消費者として、
ただ平等に他社製品と比較する、
というくらいの入り込み方だったのかもしれない。


決して、プレゼンが通らなかった腹いせではなく、
企業スタイルにそのときほど、今は同調できないからだろう。


と思うと、仕事を取りたいという気持ちは、
なんとなく相手を信じよう、よく見ていこう、
愛絵を好きになろうという気持ちがあってこそ、
突き動かされていたような気がする。


消耗品一つで、そんなことを思い出した。


では、また。