こんにちは、検索迷子です。
一緒に仕事をしているのに、
ポジションは高く、評価も高く、
でも恐ろしく低姿勢で、常に前向きな人がいる。
そして、見栄えがとてもいい。
誰からも好感を持たれる人とはこういう人か、
とはっとするような人だ。
大きな組織のなかで、
上にも信頼され、同僚にも慕われ、
この人が手がければ絶対に大丈夫という空気が流れている。
あまりに感じが良いひとなので、
とても自分は足元に及ばないと思いながらも、
ときどき、その人だったら、こういうときどういう対応をするだろうか、
と考えて仕事をするようになった。
そうすると、
ちょっとした周囲のごり押しや、
ちょっとした嫌な発言や、
ちょっとした面倒なことなどが、
まるで違うものに見えてきた。
その人になりきるというのはもちろん無理だが、
その人のような気持ちでというのは、かなり有効だ。
こういう、いい意味での真似をしたくなるような人は、
なかなかいなかった。
が、人として教わることが多い。
それも、何気ないことだったりするが、はっとすることばかりだ。
小さな感じの良い行動の積み重ねが、
感じの良い人になれる道なのだなと思う。
毎日接点がある人ではないが、
同じ仕事に関わることで、
ちょっとした打ち合わせのちょっとしたシーンで、
はっとさせられて、
今日もいいシーンを吸収できたと得をした気分になる。
そういうものを発することができる自分であろうと、
その人の振る舞いを見ながら思う。
誰かになりきってみるというのが、
これほど有効なこととは思わなかった。
まだ、ちょっとしたことを吸収できる自分でいられてよかったと思う。
では、また。