優しさの記憶

こんにちは、検索迷子です。


疎遠となってしまった人でも、
ふとしたときに、その人が自分にくれた優しさを思い出して、
感動してしまうことがある。


あの一瞬の優しい言葉やふるまいに、
あの瞬間の自分は救われたんだと思うことがある。


それがいつのまにか、
時間や距離が経過して、
人と人とのつながりは薄れてしまったけど、
優しさの記憶だけが立ち上るころがある。


なぜ、その人と疎遠になったのか、
理由さえわからないとしても、
あの一瞬の心の通い合いに、
きっと嘘はなかったのだと思うと、
どんな時間もたいせつに思える。


一番いいのは、
そういう時間を共有できたひとと、
ずっとつながっていられて、
今もなお、心を通わせることだけど、
いろんな理由でそうはならないこともある。


それでも、優しい記憶は薄れない。
その記憶を信じていけるなら、
人をずっと信じていられそうな気がする。


誰しもが、記憶だけが優しいという時間を、
いくつもいくつも抱えて、
今があるような気がする。


では、また。