こんにちは、検索迷子です。
サービスというもののとらえかたを、
あらためて考えたいと常に思っていて、
数冊、本を読み進めている。
サービス業に従事しているわけではないが、
サービスというものが、
働くうえで何かを変えるキーワードになると実感することが多い。
そのうち読了したのが、
『愛されるサービス −ホスピタリティは50:50の関係から生まれる』、
新川義弘(しんかわよしひろ)さん著、かんき出版刊だ。
- 作者: 新川義弘
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2006/03/07
- メディア: 単行本
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都内にある有名な飲食店の多くを手がけ、
ああ、あのお店というところに数多く関わっている。
そのお店を知っている人からすると、
ああ、だからあそこは快適なのかと思うこともあるだろう。
が、それを知らない人の場合、
著者が伝えようとしている事例に体感が伴わず、
読み手によって印象が変わるかもしれないと思った。
自分にとっては、まさに近所の有名店もあり、
へぇーと思いながら、
そのサービスのありかた、心配り、
スタッフ教育など、飲食店の裏側の苦労というものを知り、
興味深い内容だった。
本書を読みながら、
良質なサービスを受けるのは、
お金を払える力があることだけではなく、
そのサービスをきちんと受け止める力があることも大事なのだと、
思わされた。
相手がしてくれていることに気がつき、
それを感謝として返す力、
そこが相乗効果となり、よりよいサービスを受けられるだと思った。
サービスをする側のほうこそ、
人をたくさん見ているのだということを忘れないようにしたい。
では、また。