同じ街でも

こんにちは、検索迷子です。


仕事で週に何度も通う自社の関連会社が、
卒業した大学と同じ街にある。


通いなれた駅が同じだが、方角が若干違うため、
今の職場に入るまで同じ駅にあることも意識しなかった。


が、その街一帯がグループ会社が多い地域だと知っていた。
大学に通っている頃はそんなことも意識がなかった。


いざ初回訪問というときに、
はて、どこにビルがあるんだ?と思ったら、
目線の高さを変えれば、いつも視界に入っていたはずのところにあった。


本当に近距離にあったのに、見えていなかった。
当時は自分にはまるで関係のなかった場所だから当然といえば、
当然なのだが、我ながら驚いた。


同じ街でも、違った環境で違った立場で通えば違うものに見える。
思い出の懐かしい場所が、
今、リアリティを持って仕事の話をしにいく場所になっている。


思い出は変わらないと思うけど、
思い出が積み重なる街になったのだと思う。


よほどこの街に縁があるのだろう。
いい時間を作りたいと思う。


この街に縁があって良かったと、数年後も思えるように。


では、また。