心を上手に透視する方法

こんにちは、検索迷子です。


『心を上手に透視する方法』トルステン・ハーフェナー著、
サンマーク出版刊を読了した。

心を上手に透視する方法

心を上手に透視する方法


タイトルから、ものすごい透視する力を想像したが、
わりとちょっとしたことで人の心を動かせる、
人の心の動きがわかる、といった内容だった。


たとえば、
何かの提案をするときは、質問の形をとると受け入れられやすいとか。
「何々にしますか、それともこれこれにしますか?」と言うということだ。


また、指示をだすときは、
一つだと断られる可能性があるが、
二つ同時に指示を出されるとどっちを断っていいか瞬時に判断できず、
二つとも受け入れられやすいようだ。
「何々をして、これこれしてください」というように。


劇的な言葉ではなく、言葉の組み合わせで状況は変わる。


さらに、
「成功している人たち」がまったく使わない言葉、が参考になった。
具体的には、
・本来は
・たぶん
・でも
・本当のことを言うと
・誰か
・いつも、また


無意識に使う言葉には、状況を悪化させるものがある。
それを感じさせられた一冊だった。


では、また。