ほどよく主張する

こんにちは、検索迷子です。


人と議論することは苦手ではないが、
強烈に言葉が強い支配欲がある人が場にいると、
言葉をつぐんでしまうことがある。


方向性が間違っていると思っても、
戦意喪失という感じで、言いたいだけ言わせておき、
あとは内部で調整しようという気持ちになる。


が、これは結果的になにもいい効果をうまない。
その場では収まりがいいが、
あとあと自分にストレスがたまり、
相手からも無反応で物事を考えない人間と誤解され、
挙句の果て、言わないと動かないと勘違いされる。


ワンマンな人の下にいるメンバーは、
ときに生気を奪われて無気力になりがちだと言う。
確かにそうだと思う。
反論の余地なく丸め込まれたら、
もう反論をする意欲もなくなる。


けれども、自分が健全に前向きに仕事をするためには、
その場しのぎの安泰に逃げ込んではいけない。
今、このときがしんどくても、
それは違う、この方がいいという意見は、
反論という形ではなくとも、しっかりと主張したほうがいい。


ものごとを考えられる人間として、
この場に参加しているという表明をしないと、
あとあと、ただの作業者になってしまうからだ。


ほどよく主張するというのが、
簡単そうで難しいのだ。


いくつもの場面、それで心を砕き、
今は、上手にそれを乗り越えようと思っている。


では、また。