交換不可能な人間になる


こんにちは、検索迷子です。


誰がやってもいいような仕事をしていると、
立場に甘んじると、
交換可能な部品になったような気持ちがして、
気分が晴れない。


以前は、むしろ交換可能なほうが気楽だったこともある。
休日に仕事の電話に追いかけられたり、
責任を負うことが重たかったりしたこともある。


だけど、自分に指名で仕事をもらうようになり、
交換可能な人間でないことの喜びを知った。
相手は、自分に、と言ってくれているのだという期待に、
応えていく面白さを知った。


それでも、サラリーマンとしてやっていくうえでは、
交換可能な、なんでこんなことを自分がと毒づきたくなるような、
瑣末なこともたくさんある。
たくさんどころか、そういうものが大半かもしれない。


個人経営ではないのだから、
会社の肩書きを使って、
私がそこの従業員であればいい、という仕事だって多い。


今すぐには無理かもしれない。
だけど、交換不可能な唯一無二の存在として、
一つでも多くの、自分ならではのことができるのを目指したい。


交換可能な自分に甘んじていては、
来年の今頃、もっと不満は蓄積するはずだ。
仕事の中身がどうのというより、その状況に甘んじていることが、
自分で自分を許せなくする。


交換可能な人間として生きていたくない。
だから、考え抜く。
だから、スキルを磨く努力をする。
だから、責任を引き受ける覚悟をする。


交換可能な人間になってしまうなら、
その仕事は食うためのものに成り下がる。


希望を捨てないためにも、
自分がそれをやっていると看板になれるような、
気持ちを込められるものに力を注ごうと思う。


何で、唯一無二の存在になれるか、
交換不可能な自分になれるか、
強みとはなにか、
自分に問いかけ、答えをしっかり持ちたい。


自分を満足させられるのは、紛れもない自分。


では、また。