教わるスキル


こんにちは、検索迷子です。


仕事を教わることが多い。
実作業をするというより、実作業をマネジメントするために、
現場の仕事を理解してほしいと、
作業チーム側から依頼をされて、期間限定でトレーニングを受ける。


決して緻密なことは得意ではない。
得意だと思った時期もあるが、他の職種を経験してみて、
それは違うとわかった。


説明を受けながら、操作をしながら、
一生懸命説明する相手を見ながら、
教えるのは大変だけど教わるのも大変だと思うようになった。


学校教育とは違うため、
大人が大人に教えて、すぐアウトプットが求められる。
一度で覚えることを要求される。
自分たちが知っている専門用語を連発する。
マニュアルもあったりなかったり、
あったとしても、マニュアルのマニュアルがいるようなものだったり。


時間をかけて教えてくれているのだから、
覚えようと必死になっても、
覚えにくいこともある。


それは自分のスキルの問題なのかと考える。
それもある。
だけど、それだけでもないと思う。
いろんな仕事をしてきて、いくつか成果を出して、
この業界において、多少なりとも知識もある。


だけど、頭に入らないこともある。
なぜだろうと思う。


教えるスキルが重要だとずっと思ってきたが、
教わる側からすると、
どんな相手からの説明でも、
自分にとってのゴールを描き、
できるだけ短時間で覚えて成果に結びつける、
教わるスキルが大事だと思うようになった。


相手のいわんとすることを理解し、
相手にばかだと思われない程度に、
きちんと質問をする。
できそうで、これが難しい。


教わるスキルを身につけないと、
短時間で要点は理解できない。
操作を毎日していれば体が覚える、
というほど時間をかけたくない。
何がポイントなにか、きちんと考えて、
今自分がやっていることと、ひもづけていく。


教わるのは難しい。
作業のなかにある本質を考えていかないと、
早いか遅いかだけのことになりかねない。


教わることがあるうちは、自分も成長できるので面白いが、
教わり方を考えながら、話を聞いていこうと思う。
教わるスキルをもう少し磨こうと思う。


では、また。