こんにちは、検索迷子です。
夢を実現するためのプロセスを、どれだけ丁寧に過ごせるか。
そう自問してしまうような本を2冊読んだ。
1冊目が、
パウロコエーリョ著、角川書店発行、「アルケミスト−夢を旅した少年」
2冊目が、
オグ・マンディーノ著、PHP研究所発行、「この世で一番の奇跡」だ。
- 作者: パウロ・コエーリョ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 1997/02/21
- メディア: 文庫
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- 作者: オグマンディーノ,Og Mandino,菅靖彦
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 1999/02
- メディア: 単行本
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一冊ずつレビューしようと思ったが、
二冊を読むときの自分の心のありようがあまりに似ていて、
まとめて二冊を紹介することにする。
端的に言うと、寓話的な夢の実現ストーリーに、
いまの自分は行間や人の心の動きを、
楽しむような読み方ができない状態なのだと知った。
ビジネス書慣れしてしまったのだろうか。
箇条書きや要点が整理された箇所や、キーワードを探して、
拾い読みしている自分が少し悲しい気がした。
両方とも小説だというのに。
良書として評判が良いだけに、
再読したいという気持ちだけ残しておこうと思う。
夢の予兆に突き動かされて、
それを信じて、
出会った人との心の交流を経て、
気づき、迷い、進み、そして夢に近づく。
そんな簡略化したあらすじでは、本当は語りたくないのだが、
今、この二冊をそういうことね、とささっと読み終えてしまった。
こんな読み方をしている心の状態が、
もしかしたら、一番夢を遠ざけているような、
ゆとりのなさなのかもしれないと思いつつ。
行間に夢を膨らませていけるよう、
わくわくしながら読みたい二冊である。
ぜひ、そういう気持ちのときに再読したい。
いい本も、自分次第でただのツールになってしまうのは、
なんとも惜しい。
では、また。