違う行動時間帯

こんにちは、検索迷子です。


休みになると、ペットを連れて普段とは違う時間帯に出かける。
仕事をしている時間帯には会わないような方たちと、
話したり、挨拶をしたりする。


同じ種類のペットを飼っているというだけで、
見知らぬ人と立ち止まって会話したり、
挨拶や目礼をするなんて、
ペットを飼うまでは知らない習慣だった。


同じ地域に住んでいて、
特別に親しくするわけではないにしても、
また会いましたね、
また会うかもしれませんね、
そんな地域住民としての挨拶もあるような気がする。


でも、いつもとは違う行動時間帯に会って、
ペット同士が親しくなったりして、
また会えるといいですねと言われると、
少し複雑な気持ちになる。


明日からはこの時間帯には出かけられないとわかると、
またいつ、この方やペットに会えるのかなと。


よほど親しくならない限り、
飼い主同士は名乗らないし、
住んでいるところも知らない。
ペット同士は名前も年齢も性格も、何年もの成長を知っていてもだ。
ましてや初対面ではなおのこと。


だから、余計に、次に会えるかもしれないときに、
また仲良くできるよう、
すれ違うときに、見知らぬ人でも挨拶をしているのかもしれない。


違う時間帯に行動すると、
人もペットも新たな出会いがあるものの、
またいつ会えるのか同時に寂しさもある。


違う時間帯に行動する非日常が、
心地良いと思えば思うほど、
ルーチン化してしまいがちになる時間を、
もう少し豊かな日々にしたいなと思う。


明日が楽しみに満ちたものとして、
待ち遠しくなるような今日でありたい。


またいつか会えると、次に会えるのを楽しめるような、
そんな出会いに恵まれたいなと思う。


同じ時間の行動は合理的だけど、
何かを見失っている。
違う行動時間帯を過ごすと、
硬直化した自分の日常が、透けて見えてきた。


少し、何かをずらしながら行動してみてもいいかもと思う。


では、また。