ブレストで何を見つけるか

こんにちは、検索迷子です。


今日、サイト制作にまつわるブレストをやった。
ファシリテーター役に徹して、
基本的にはプロジェクトメンバーに発散してもらった。

以前、制作現場にいたころは、
率先して発言し、
ときには撹拌し、
自由に発言するタイプだった。


でも、この話題を収束させ、
お客様への提案に落としこむ責任がある立場として、
自分の思いに偏らないためにも、
聞き役にまわり、何をすべきかと考えながら立ち会った。


自由に発言して、収束に責任を持たない立場との違いに、
自分の脳はあまり適応できなかったのかもしれない。
落としどころをどこにするか、
言葉にはしなかったものの、
出口を探しながら意見交換に耳を傾けた。


ブレストの場が、自分には発散にならず、
少し消化不良の感もある。


それなりに有意義で得ることが多かったが、
最適解からは遠ざかった気もする。


撹乱するような立場から、
収束の立場へ。


語る役割から、
引き出す役割へ。


考えさせられることの多い時間だった。
収束は私の手に委ねられた。


ブレスト後から、本当の仕事が始まる。
話してすっきりして、それで終わらせてはならない。


ブレストに意味があればあるほど、
発散が多岐に渡れば渡るほど、
収束の手腕が問われる。


自分はどこまで行けるのだろうか。


では、また。