学びの連続性

こんにちは、検索迷子です。


数年来、いろんな形で学び続けている。
通信教育、通学、セミナー、独学、
形式もテーマも違うが、
その時々に必要なものを学び、
試験を受けたり、修了したり、資格をとってきた。


しっくりとはまり成功したものもあれば、
集中した時期を過ぎたら、
すっかり遠ざかったものもある。
まるで適応力がなくて挫折したものもあれば、
思いも時間も投入したのに結果が出なかったものもある。


でも、一つだけわかってきたのは、
自分が選ぶものは、ジャンルが見た目は違っていても、
根っことなるスキルは同じだということ。


それに気づいたのは、
昔学んだ理論や定理、公式といった基本的なことを、
まるで違うテキストで再び目にするからだ。


本当にそのジャンルが得意なら、
とうにその道のプロになっているのだろうが、
なぜかいつもその周辺に漂っているようだ。


過去にやってきているから楽勝と言いたいところだが、
悲しいかな、やったことしか覚えてない。
だから、また覚え直しとなる。


何回こんなことを繰り返しているのか、
そう苦々しく思いながら、
それでも、自分とこの学びのジャンルには、
きっと意味があるのだろうと思う。


付け焼き刃ではなく、本腰を入れて学べよということか。


学びには連続性があり、一時的なものではないのだと、
新しいテキストをみるたびにはっとする。
未知な言葉だとかなり苦しい学習も、
あ、これ知ってる、これやったと、
馴染みのあるものが近年は増えた。


過去の学びに投資した時間の価値を、
今、体感できるのはうれしいことだ。


今のためだけに学ぶのではなく、
学びの連続性の効果を長期的に考えていくと、
どんなジャンルだって楽しみながら学べる。


学びに損はない。
だから、今も、テキストを見る時間は楽しい。
試験はたいへんだけど、
公正な評価をされる機会もまた、いいものだと思う。


では、また。