ミスリード

こんにちは、検索迷子です。


プロジェクトリーダーとして、
スリードをしたと気づいたとき、
すでに時は遅しということほど悔しいものはない。


多くの人の協力を仰ぎ、夢を語り、
準備を進め、そしてプレゼンに臨み、
その一体感の結果がかんばしくなかったとき、
どうこの状況を未来への力にしていけばいいのか考える。


プロジェクトでつながった思いを、
お客様に伝えきれなかった無念さのなか、
そもそもスタート時点からミスリードを自分はしていなかったかと、
傷口を開くような冷徹な心で振り返っている。


この経験を明日からの糧とすべく、
ただの失敗体験で終わらせないよう、
そして、プロジェクトメンバーとの絆を発展形としていけるよう、
結果が出た今の段階、自分は何をすべきかと考える。


潔くミスリードを認めてしまえるほど、
スタートの地点で間違っていたのだ。
原因は外にはなく、プロジェクトを牽引する自分の解釈力だったのだ。


スリードの悔しさのなか、
でも、絶対に立ち上がって次へ行くという気持ちを新たにした。


激しく落ち込む自分を、
今回いかに多くのものが得られ、
かつてないほど深い絆が結ばれたプロジェクトが推進されたのかと、
メンバーは自分に伝えてくれた。


自分を信じてついてきてくれて、
結果をだせなかったものの、
さらにまた次もやりましょうと前向きな気持ちにしてくれた、
かけがえのないプロジェクトメンバーたちに支えられ、
しっかり前を向いて立ち上がろうと思った。


過去の時点ではそれが最善の方法だったのだから、
力を出し切ったよと言ってもらえて、
本当にいいメンバーに恵まれたと思う。


スリードをしてすら、
今度はこれをやりましょうと話題を振ってくれるなんて、
自分をプロジェクトリーダーとして信じてくれているのだと、
胸が熱くなった。


仕事で得られなかった額は大きいが、
財産ともいえるプロジェクトメンバーとの信頼関係を、
この仕事は残してくれた。


スリードをした責任の重さと同時に、
もっと深く考え抜き、もっと精度の高い仕事をして、
自分たちのプロジェクトで一日も早くモノを外に送り込みたい。


私ができる最大の役割はそれなのだ。
スリードの一度くらいで、全ては失わない。
もっと先へ。
もっと大きなものを目指して。
考え続け、ディスカッションを重ね、
仲間たちとともに成長を続けようと思う。


結果をきいたときは、外的要因ばかり目がいったが、
一晩眠り、ミスリードをしたのは自分だと目が覚めた。
それを受け入れてみたら、すんなりと全てがクリアになり、
これからの道が拓けた。


もっと先へいく。
もっといいものを作る。
自分の持てる最大限の力で、挑み続ける。
そして、仲間を信じて一緒に歩いていく。


かけがえのないメンバーとともに、
いつか世の中にサービスを送り出すことを夢見て、
プロジェクトリーダーとしてもっと強くなろうと思った。


では、また。