種をまき続ける

こんにちは、検索迷子です。


いろんな人と会う毎日のなかで、
初回の挨拶はしたものの、次の約束になかなかつながらないことを経験する。
そこで、相手の興味関心に引っかからなかったのだと、
あきらめてしまったり、反応が良かったところだけに手厚くなったりする。
そして、時間が過ぎていく。


でも、時間が経ってみて、
こちらからではなく、相手先から思いがけず連絡が入ることがある。
相手は興味がなかったのではなく、
そのときはニーズがなかっただけで、
でも、自分が話したことの内容やキーワードを覚えていてくれたのだと気づく。


今日明日の商談につながらないことであっても、
一瞬、一瞬を大切にしたほうがいいと思うのはこういうときだ。
今相手が興味がなさそうな素振りであっても、
いつかは声がかかる瞬間もあるかもしれない。


そういうわずかな可能性を信じて、
どうせだめだろうとは思わずに、
とにかく覚えておいてもらいさえすればいいのだと、
営業資料を手に説明をしていく。


種をまくということは、明日花が咲くことを期待してではなく、
少し先の季節を先取りしていることなのだなとつくづく思う。


長い目で、今の行動を考えていけば、
今やっていることに無駄なことはないのだと思える。


どんな芽が出るのかはわからないけれど、
種をまくことをあきらめては、咲く花すら咲かなくなる。
種をまき続けていこう。
そこから先、水やりを忘れていたとしても、
咲く花もあるのだから。


では、また。